下降原因の逆こそが復調への兆し

7月月間打率.412から、8月.114とまた
別人となってしまった桑原将志。調子が
下降した原因はボール球に手を出し、
ファーストストライクに手が出なくなった
からだと思う。当然に対戦相手からは、
要注意人物に指定されマークがキツくなる
が、踏ん張る事が出来ずにスタメン落ち
にまでなってしまった。であれば、また
上昇気流へ乗り換えれば良い。逆の流れ。
ボール球を我慢してファーストストライク
を積極的にいけば必ず調子は上向く。

今日は負傷の神里和毅に代わり途中出場。
4打席2打数でノーヒットながらも、
押し出しを含む2四球1打点1得点。
勝利に貢献した。もちろん守備でも貢献。
最終打席にヒットが出れば言う事なし、
だったのだろうが、2四球に復調の兆し
が見えたのは大きな収穫だ。
1打席目四球6球
2打席目四球(押し出し)6球
3打席目サードゴロエラー初球
4打席目センターフライ7球
粘れる打席が増えるのも復調の兆しだが、
もうひとつ注目したいのは、3打席目の
初球打ちだ。高めに浮いたスライダーに
反応し叩いた。結果はエラーだが初球に
手を出した事に意味がある。
見極めと積極性の見えた桑原将志。
上昇気流まで、あと1歩だ！