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2018/08/28 21:59
石田健大ブルペンへ
先発から中継へ配置転換というと、
石田健大の場合は先発失格を意味する。
シーズン当初の井納翔一は、もう少し
ポジティブな配置転換だった様に思う。
2016年の砂田毅樹も中継ぎの左腕不足
解消には適任であり成功した。
配置転換の意味合いは色々あるが、近年
のベイスターズにおいて、中継ぎから先発
への配置転換にはお目にかかっていない。
井納翔一の様な再転向ではなく、つまりは
中継ぎで結果を残し、先発に抜擢される
という、他チームではよく行われている事
が、ベイスターズでは起こっていない。
2016年に熊原健人がその流れで、先発の
チャンスを掴み初勝利も挙げたが、初勝利
の次戦で炎上し、その座を射止めるに至ら
なかった。現在の先発陣は産まれた時から
先発、みたいな投手ばかりで、中継ぎを
経験したのは井納翔一だけだ。遡ると、
2013年三嶋一輝のルーキーイヤー。4月迄
中継ぎで12試合に登板し結果を残し、
シーズン最後まで先発に定着した。6勝を
挙げ、翌年には開幕戦に先発した。その
前は高崎健太郎になるだろうか。
現在、先発定着のチャンスがありながら、
行ったり来たりしている、飯塚悟史や
京山将弥、平良拳太郎も含めて、この様な
ステップを踏んではどうだろうか。どちら
かというと、通常の流れの様に思うのだ。
熊原健人はファームでロングリリーフの
経験も積んでいる様なので、そんな感じ。
話を石田健大に戻そう。石田健大もまた
初登板から先発で中継ぎ登板はほぼない。
この際は実績もプライドも捨て、ゼロから
のスタートを中継ぎから始めよう。実績と
言ったって、二桁勝利の経験もない4年目
のたかが20勝投手。全然遅くはない。
節目の20勝目は中継ぎ登板。これも縁。
先発と中継ぎでは球速が5km位は違う。
スタミナに対する不安があるのは明らかだ。
ストレートはピッチングの基本というより、石田健大の場合もまた、生命線だ。
ストレートが走っているからこそ、今日の
様にボール球の変化球を振ってくれる。
2回で25球。先発では1回の球数だ。
オフの課題ははっきりとしたのだから、
今季は中継ぎに専念し経験と信頼を積み
重ね、オフにスタミナの自信をつけてから、
先発に復帰すれば強い石田健大だ!
中継ぎで結果を残し先発へ。
一から出直し、真のエースへ!
それにしても、ハマスタのファンは
温かい。石田健大への拍手の大きさは
自慢のレベルです。素晴らしい!