今度こそ、今度こそ、今度こそ。

今季初勝利の献上はもう見たくない
って言ったのに！AS明けから4人目。
明日はもうムリ！砂田に付けといて！

選手は勝ちたい気持ちで戦っている。
そこに疑いの余地は無い。今シーズンを
諦めた選手もいない。しかし劣勢の試合
終盤に必死でない様に見えるプレーは
確かにある。そこは同じ人間として、
解ってあげたいと僕は思っている。
ロボットではない。集中が切れる事だって
気持ちが萎える事だってある。そんなに
強くない人間のやる事だから面白い。
調子の良し悪しだって当然ある。気分の
乗らない日だってあるかもしれない。
逆に高まっている時は人間離れした技をも
魅せてくれる。ホームランを連発する。
だからそれを望んで期待して応援する。
だが、生身の弱い人間の行うスポーツを
観戦して楽しんでいる事を忘れずに、
と心掛る様に、期待通りにいかない事の
方が多い事を忘れない様にしている。

しかしながら、ベンチワークは別だ。
シーズン終盤の順位争い崖っぷち状態で、
今後を見据えた起用など、やっている場合
ではない時期に、何としても勝つという
姿勢を、ベンチが見せない事が、あっては
ならない。今日で言えば、京山将弥に
非情の交代を告げる事が、その姿勢の表現
だったはずだ。そしてそれは選手に伝わり、チームは団結する。「代える理由がない」
というのは間違いだ。中後悠平も藤岡好明
も盤石ではない。しかしそれが何としても
勝つという姿勢の表れなのだ。火の着いた
甲子園に石田健大を注いでも鎮火は出来
ない。今はチームを乗せるのではなく、
チームの勢いに乗せてもらう立場だ。
5回頭から石田健大もしくは、5回に逆転
される前の継投を怠った、又は準備不足、
又は認識不足としか僕には思えない。
今まで何とかラミレス監督の考えを理解
しようと努めてきたが、昨日はマスコミ
を通してチームの士気を落としたり、
ブレた考えで、クリーンナップをも
いじくり回したり、必死ささえ僕には
感じられなくなってしまった。
「今日の敗戦で今季の阪神戦の負け越し
が決まった」と記者に言われ、
「レギュラーシーズンなので。去年も
Ａクラスに入ってＣＳで倒しているので、
あまり気にしてはいない」
これがシーズン前、
「去年も負け越しているので、
阪神には負けたくない」
と語っていたラミレス監督の言葉か？
もう少し言い方があるだろう。

という事で明日は、今永昇太ー石田健大
という訳にはいかない。京山将弥は
5回2失点◎
4回2失点○
3回3失点△
大量失点×
で継投策ありきの投手だが、今永昇太は
完封・・・1度くらいやってくれ
完投・・・たまにはやってくれ
HQS・・・いつも望む
QS・・・・最低限
の投手だが、悲しいかな・・・
信じ続けて裏切られ続けて・・
でも選手を信じる事しか出来ない僕は
明日も今永昇太を信じて、明日こそは。
もう2連敗すら許されない。特に明日は
絶対に勝たなければならない。絶対に。
チームをベンチをラミレス監督を
僕を・・・今度こそ救って下さい。

ラミレス監督は柔軟な監督であり、
明日からは考えも変わっていると思う。
ノーゲームの文句も今日は言わず、
ある程度の理解は示していた。阪神戦
負け越しの件も明日は違う事を発信する
かもしれない。しかし発言は独り歩きを
してしまう。取り消しは出来ない。
そして何よりも勝負所はまだ先だという
肝心要のラミレス監督の考えは、
独り歩きしてくれない。コントロールは
不可能だから、慎重に喋って欲しいのだ。
「だから今日も継投を焦っていない」
「まだ、フル回転には舵を切っていない」
今日も何とか監督理解に努めた。
僕もまだまだ修行が足りない。
もう少し頑張らなきゃ。。。