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2018/09/07 23:51
落球で蘇ったJ.ロペス
ファールフライの落球で命拾いをした
バッターが、打ち直しで本塁打する。
一昨日は筒香嘉智の32号が落球後。
今日はJ.ロペス4打席目の19号。
最近ようやく調子が上がってきたが、
今日の3打席は、また戻ってしまったのか
と思わせる程、内容が悪かった。試合前迄
セ・リーグ対戦打率が一番低い.221の
ヤクルト戦。まさにコレが相性なのか。
しかし、ヤクルト戦6本塁打は最多。
打率は低いが本塁打は多いヤクルト戦。
打点も最多。今日は4打数1安打1本塁打。
第4打席にファールフライの落球から、
J.ロペスの選球眼と読みが蘇る。
3球目の落球後、実は5球目に1番甘い球を
打ち損じてファール。首を傾げる。
6球目は際どいボールを見極めた。
調子が悪ければ間違いなく空振り。
そしてここでJ.ロペスの読みが働く。
同じ球がくる。低めのボール球をしっかり
捉えバックスクリーンへ。読んでなければ
ありえない本塁打。J.ロペスにとってこの
打席2度目の打ち直しで7球目を本塁打。
あの落球がなければ明日も嫌なヤクルト戦
という感覚で迎えたかもしれない。折角の
上り調子も下降していたかもしれない。
1つのプレーが翌日の対戦にも影響する。
落球後のホームランは必然に近いと思う。
1度ホッとした投手と、1度は諦めた打者。
今日のJ.ロペスもファールフライの行方を
見ずにベンチへ帰りかけている。落胆した
投手と開き直れる打者の仕切り直しは、
やはり打者に有利だ。今シーズン無失点で
プロ初勝利を挙げたDeNA戦で宮崎敏郎と
J.ロペスの連続被弾は梅野投手にとっても
筒香嘉智も含め少し苦手意識のあった、
ベイスターズ打線にとっても、大きな
ファールフライ落球となった。明日から
まだ2試合、ベイスターズにとって負け
られないホームでのヤクルト戦。今度
こそ今度こそと何度も繰り返しているが、
今度こそ流れを掴めベイスターズ!