スマートフォン版へ

マイページ

770件のひとこと日記があります。

<< せめて5番か6番にしようねー... ひとこと日記一覧 不思議な申告敬遠... >>

2018/09/12 16:36

情報の使い方と朗報の捉え方

野球はチームスポーツでありながら、
投手と打者の1対1の対決や駆け引きに
おいては個人競技の要素を多分に含む。
その対決において、必ず数字が付き纏い
投手の防御率と打者の打率を筆頭に、
それぞれの特徴やタイプ、相性が診断され
優劣が判定される。そしてその判断が
勝敗を左右する。しかしコレは、勝負に
入る前の話であって、いざ対決が始まれば
そのデータは過去のものとなり、ただの
情報と化す。もちろん情報は大事な武器
なのだが、この使い方や考え方を誤ると、
邪魔な情報にもなりかねない。例えば、
投手と打者の対戦成績が10打数0安打だと
したら、ピンチではその打者との勝負が
選択される。相性という情報が活かされる
のはココまでだ。それより先に相性情報
は邪魔になる。新たな駆け引きが始まる
からだ。過去の勝敗が100%だとしても、
新たな勝負での保証にはならない。
むしろ、どちらが相手を研究しているか
と言えば、負けている方に違いない。
つまり、勝負事は勝てると思った方が、
油断をしたり、手を抜いたりした方が
負けると言う事だ。相性の良い相手こそ
心してかからねば、次はどんな手を使っ
てくるのか、疑ってかからねば、今度は
負けるかもしれないという恐怖を持って
臨まなければならない対決なのだ。

今の広島打線はたしかに元気がない。
相手のミスには必ずやつけ込む野球が
出来ていない。不調の打者も何人か
いるし、優勝目前のプレッシャーなの
かもしれない。色々な事が交じりあって
だから6連敗中なのだろう。しかしコレを
今日の対戦に持ち込んで、怖くないなどと
臨めるはずなどない。広島先発の九里投手
は、最近は序盤での失点が多く、調子が
良いとは言えない。東克樹は3連勝中。
コレはあくまでも過去のお話。今日は
どんなピッチングをするかなど、まだ
誰も知らない。試合に臨む気持ちは
いつでも同じ。観る方もそうありたい。

来週19日の巨人戦は、おそらく東克樹が
先発する。また前回以上に巨人戦5連勝
なるか、と騒がれるに違いない。僕は
期待と共に、恐怖を感じざるを得ない。
何の策も講じてこないわけがない。
やはり、それを跳ね返すには、それ以上
ベイスターズバッテリーが考えなけれ
ばならない。同じで臨めば必ずやられる。
あえてズラして拍子抜けさせるのも
戦略のひとつであったりもする。

阪神のメッセンジャー投手は、今シーズン
ベイスターズに6連勝中。その要因の一つ
として、宮崎敏郎の対戦成績がある。
2017年6打数6安打のいわゆるカモ状態。
2018年19打数0安打でアンビリバボー
メッセンジャー投手が余程、宮崎敏郎を
研究したのだろう。まともなストレートは
殆どなく、低めの変化球を打たされる。
今度こそやり返す番なのだが、なかなか
これが訪れない。楽しみの一つでもある。
今、メッセンジャー投手の登録抹消が
発表になった。これで次回登板予定だった
17日のDeNA戦には登板出来ない。
ベイスターズファンとしては朗報なのだが
百戦錬磨の監督や選手までもが、万歳を
していないとは思うが、そうであれば、
代わりの先発投手に負ける。今日ファー
で岩田投手が投げているので、17日の1軍
登板を見越してのことだと思う。
(6回94球1失点。中4日にはちと多い?)
すると6月にハマスタ3連敗をくらった、
メッセンジャー、藤浪晋太郎、岩田稔の
ローテが頭をよぎる。メッセンジャー投手
抹消の報に浮かれると、岩田投手対策が
疎かになりかねない。他の投手だとしても
同じことだし、前回は5得点した藤浪投手
対策もしかりだ。結局は負けたのだし。

とにかく気を抜いたり、浮かれたりする
隙は絶対に作れない。ファンも同じだ。

お気に入り一括登録
  • ベイスター
  • 2018
  • バボー
  • ファー

いいね! ファイト!