770件のひとこと日記があります。
2018/09/21 00:02
100通りのオーダーはなぜ故に・・・
明日の中日戦はDH制を除いて121試合目。
この試合で、DH制を除いて100通り目の
スタメンオーダーが誕生するかも。
9月16日のスタメンオーダー
(遊)大和
(三)宮崎敏郎
(二)N.ソト
(左)筒香嘉智
(一)J.ロペス
(右)佐野恵太
(捕)嶺井博希
(投)加賀繁
(中)桑原将志
コレをベースに3番N.ソトと5番J.ロペス
を入れ替えたり、センター桑原将志に代え
細川成也を起用したり、左打者を起用する
と、100通り目のオーダーが完成する。
僕はこのオーダー数が増えていく事を
楽しんでこそいるが決して良い事だとは
思っていない。なぜこんな数になったか
と言えば、前半戦は倉本寿彦の不調に
より、セカンドが流動的であったり、
桑原将志の不調や、梶谷隆幸の怪我に
より、外野手争いが勃発した為であり、
後半戦は防御率の悪化による、超攻撃型
オーダーの追求と、伊藤光の加入が要因。
つまりは、捕手を固定出来ない事も含め、
ネガティブ要素が招いたオーダーパターン
の増加だからだ。決して、多くの新戦力
台頭によってもたらされたものではない。
ハッキリと言えば、仕方なく現オーダー
は、やり繰りされているのだ。
7月以降、最低でも5得点しないと勝て
ない。取っても取られる、という試合
展開の中で、得点力アップこそが最大の
テーマになっていったが、皮肉な事に、
1試合平均の得点は4.59の5月が最も高い。
その要因を探ると、J.ロペスと筒香嘉智
が揃って好調だった事に加え、梶谷隆幸、
大和、桑原将志、神里和毅といった走力
の高い選手が多く起用されていたのも
ひとつと考える。なぜならば、単打では
セカンドから生還出来なかったり、3塁
からのタッチアップが消極的であったり、
次の塁を奪う能力は現在のラインナップ
の弱点だと思うからだ。飛躍すると、
得点圏でも長打狙いの傾向になれば、
得点圏打率の悪化にも繋がる。ランナー
の走力がどれ程、得点力に影響するかは、
計り知れず、感覚的な話になるかもたが、
好みで言えば、スピーディーな野球を、
僕は望んでいたりもする。昨今のドラフト
戦略においても、投手ばかりがクローズ
アップはされるが、昨年は、神里和毅、
宮本秀明、楠本泰史といった走力のある
野手の指名を行なっている。この方針は、
常勝化したカープの戦略と一致する。
この流れは失って欲しくない。今年の残り
試合は、打ち勝つ野球を志向するのだが、
それで打ち勝って良い結果がもたらされた
としても、現状に満足する事なく、投手陣
の立て直しは勿論の事、守備力、走力に
おいても、見ぬフリをするのは今年限り。
100通り以上にもなってしまったスタメン
を、一から考え直すつもりで、オフを
・・・って、変なシメになってしまう。。
来年の事は終わってからにしましょう。。