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2018/09/22 07:36
21日N.ソトの4打席
21日の中日戦、僕は試合前からN.ソトが
気になっていた。17日の阪神戦では32号
33号を放ち、キングまで3本差と迫った。
N.ソトのホームランはチームに勝利を
もたらす。だから勿論に狙って構わない。
しかし勝負の12連戦を控え、その間不調の
選手がいては困る。N.ソトはボール球の
見極めが出来るか出来ないか、そこが調子
のバロメーター。つまりは、強引さこそ
N.ソトの敵であり、豪快さとは表裏一体。
本塁打数を意識して、バッティングを
崩されては困る。それが僕のネガティブさ。
そして19日の巨人戦、N.ソトは3三振。
ヒットは1本出たものの、特に第3打席、
見極めて欲しい低さのフォークを振らされ
た三振が気になった。第4打席は内側の
ストレートに手が出ずに三振。ボールの
変化球を振らない事を意識し過ぎて、
ストレートに手が出ない。負の連鎖の
始まりを感じるネガティブ思考。
快勝の中に一抹の不安を感じての、21日
中日戦。だから僕はN.ソトに注目した。
21日の結果は4打席1打数0安打2四球1三振。
1打席目に犠飛による1打点。杞憂に終わる。
僕に言わせれば最高の結果だ。第1打席は
内野ゴロでも同点の場面。三振だけは避け
なければならない。ネガティブな僕の不安
が的中してしまうか否か、うってつけの
場面がいきなり訪れた。N.ソトは追い込ま
れてから、完全に当てにいった自己犠牲。
アウトコース低めのボールになるカーブ
N.ソトを攻略するには完璧なボール。
しかしN.ソトは大振りせずにセンターへ
軽々とフライを打ち上げる。観客の声援に
帽子を取って応えるN.ソト。僕も帽子を
取って謝った。余計な心配してゴメンす。
この日のN.ソトがボール球を振ったのは
この当てにいって外野フライを上げた、
この1球だけ。後の3打席は11球のボール球
を全て見逃している。まるで丸佳浩だ。
最後はフルカウントから見逃し三振だが、
ボールとも言える投手にとって完璧な
コントロール。むしろボールと見極めた
のなら、頷ける三振だった。
N.ソトはA.ラミレスとJ.ロペス大先生との
出逢いにも恵まれ、日本で大成功を収め
ようとしている。勿論、2年目が重要だが、
僕は21日の4打席で確信してしまった。
N.ソトは日本でスーパースターになる。