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2018/09/29 09:33
・・・投手戦
「絶対的な信頼のあるエース菅野さん
との差を感じた」28日7回無失点で降板後
の東克樹のコメント。7回90球を過ぎた
辺りから、スライダーが高めに浮き出し、
下位打線に連打され、100球を過ぎると、
ストレートの球速も落ち始めた東克樹と、
133球での完封から中5日にも関わらず、
またもや完封してしまう菅野投手との差。
これがベンチの信頼感に表れ、降板時期に
差が生じる訳だが、ではこの領域に達する
には、一体何が必要なのか。
東克樹に5戦5敗。変化球に翻弄され、
的を絞れば、直球に手が出ない。そんな
悪循環の中で巨人打線は苦戦を続ける。
追い込まれたら厳しい。早打ちになる。
勿論それを知っている菅野投手が、登板前
に思った事は何か。1点もやらない。先に
点を取られない。先にマウンドを降りない。
逆に言うと、東克樹を味方打線が苦手に
しているのであれば、交代する迄、自分が
我慢する。先にマウンドを降りない為には
代打を送られてはいけない。勝ち越されて
いてはいけない、先に点を与えない。
無失点の投球を続けていれば降板を告げ
られる事はない。何故なら俺はエースだ。
12回でも1人で投げ抜いてみせる。
そして球数を少なくする投球を心掛けた。
前回の完封は133球で9奪三振。
今回の完封は103球で2奪三振。
元来早打ちのDeNA打線に対し、打たせて
取る投球を披露し、術中にハメた。
内野ゴロの数は実に15個。併殺打2。
東克樹は7回迄に9奪三振、内野ゴロ6つ。
相手投手を強く意識した上で、自分の投球
を組み立てる。そして投げ勝つエースだ。
ただ球数少なく打たせて取るピッチングを
すれば良いものではない。三振奪取力を
見せつけ、相手に脅威を与える事も必要だ。
このピッチングスタイルの使い分けこそが
菅野投手の凄さなのだと思う。究極に近い。
この差を埋めるのは簡単ではない。しかし
この時期に、この状況で、このマウンドを
任されなければ、感じる事の出来なかった
貴重な経験値を、東克樹は手に入れた。
これはルーキーにとって財産だ。宝だ。
エースへの道を、東克樹はまた一歩、
確実に一歩ずつ、前に進んで行く。
先輩左腕もそうである様に、後退の時は
必ずや訪れる。それでも、超本気モードの
菅野智之との勝負で感じた宝を、絶対に
忘れずに、目標はブレる事なく目指す!
この投手戦に付ける言葉が見つからない。
ミッション13[A東京D]9月28日
成功条件《勝つ》難易度☆☆
1勝0P、0勝△1P
28日●0-1
結果・・・失敗△1P〔T△3P〕
ミッション14[A神宮2連戦]9月29〜30日
成功条件《負け越さない》難易度☆
2勝1P、1勝0P、0勝△1P
29日
30日
結果・・・
連敗でミッション終了