横浜の空高く

「横浜の空高く〜ホームランかっ飛ばせ」
と言えば筒香嘉智のファンファーレとして
ベイスターズファン以外の方々にも多く
知られるが、僕には今だ田代富雄の応援歌
というイメージも残っている。むしろ強い
かもしれない。少年時代、僕のエースは
遠藤一彦で4番バッターは田代富雄。
通学途中にホームランかっ飛ばせ田代〜
と叫びながら歩き、その度女子に怒られた。
そんな田代さんが帰って来るかもしれない。
そりゃワクワクせずにはいられない。

時は2012年、平成の4番村田修一は巨人に
移籍し、昭和の4番田代富雄は楽天のコーチ
に就任した。この時の落胆はハンパない。
そして2015年夏、田代さんは楽天コーチを
シーズン途中に辞任した。僕は田代富雄が
ベイスターズに戻って来ると確信していた。
横浜コーチ、2軍監督時代の指導力は数々の
スラッガーを生み出す。多村、村田、筒香。
田代富雄が戻って来る、強くなれる。。。
しかし翌年から田代さんは巨人のコーチ。
またもや巨人。巨人への恨みはとっくに
MAXを超えているので、またか。またか。
でも何で、ベイスターズではないのだ。
僕は見捨てられた仔犬の様に寂しい。

今回の報を受けて、僕はいくつか想う。
「信じない、まだ信じない」もう僕は
捨て犬にはなりたくない。自己防衛。
1軍打撃コーチ
僕は常日頃から、ラミレス監督に強く進言
出来るコーチが必要だろうと思っている。
投手コーチにせよ、打撃コーチにせよ。
だから田代さんが適任ではあるのだが、
対立はせぬかという不安は残る。想像だが
1番筒香嘉智なんて聞かされたら、田代さん
は、ちょっと怒っちゃうんじゃないかな。
2番強打者説は共通していそうだ。
2軍監督、育成コーチ
こちらの方が、ピンとは来るかな。
細川成也の覚醒への道が明るく開ける。
しかし、僕とした事か、寂しい感情も湧く。
打撃のスタイルや、打撃理論は変わりつつ
ある。時代錯誤。なんて事を考えたか自戒。

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