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2018/10/18 09:16

野球チームを作ろう・チーム方針3

例によって、今シーズンにセカンドで
スタメン出場した選手を数えてみた。8人。
大和、倉本寿彦、柴田竜拓の3人は、春の
キャンプやオープン戦からパターンが
試されてきた。しかし逆に言うと、この
3人のポジション決めに全てを費やして
しまった。N.ソトは勿論のこと、ずっと
1軍に帯同していた宮本秀明ですら、1度も
実戦でセカンドの守備にはついていない。
ベテラン2人や山下幸輝の守備は織り込み
済みだとしても、実戦で1度も試していない
選手の起用は、決してオプションではなく、
想定外の緊急事態と言わざるを得ない。
何故に緊急を要したのか、それは今季に
どうしても結果を残さなければならな
かった、最低限がCS進出だったからだ。
例えば3年契約の監督1年目であれば、
緊急避難的起用は行わずに、先を見据え、
我慢の起用になるはずだ。では、来季の
ラミレス監督はどの様な状況か。それは
今季と変わらない状況だ。残念ながら、
まずはペナントを制す事が最優先であり、
選手を育てつつ勝つ、という状況下には
ない。連覇あるいは常勝軍団化への道は
まだまだ遥か彼方だ。であるならば、
今オフに何をするべきか。守備の基本方針
として、想定の幅を広げ、限定していく
作業が必要になる。二遊間を3人に絞り、
何かあったらベテランに頼るではリスク
管理に乏しい。やはり二遊間は守備範囲も
広く、特殊な動きも多い、負担の大きな
ポジションであり、その守備力は勝敗に
大きな影響を及ぼす。記録に表れない
プレーの優劣が数多く存在する。プロと
しての判断力、守備位置、守備範囲、中継
プレー、挟殺プレー、併殺。そのひとつ
ひとつのレベルをどこまで求めるのか、
打撃の為に許容範囲を広げるのか。もっと
言えば、得点と失点のどちらに重きを置く
のか。それこそがチーム方針である。野球
は点を取らなければ勝てないが、取られな
ければ負けないスポーツ。10点取って勝て
ない試合もあれば、時には1点でも勝てる。
今季、何度も言ったが、決してN.ソトの
打撃を活かす為にセカンドで起用した訳
ではない。打撃優先のラインナップの中
から二塁手を探した結果が、N.ソトだった
という話だ。他にいればN.ソトではない。
他にいれば。探し試すべきだろうと思う。
ダブルプレーシフトではセカンドベース
寄りを守り一二塁間が広い。中継プレーは
右中間でも出来ればショートが走る。併殺
崩れは数多。バックホームは無かった。
決して絶対に無理だとは言わないが、
ショートの負担は計り知れない。何より
走力に劣るのが厳しいと思う。例えば、
梶谷隆幸、桑原将志。二遊間から外野への
コンバート組。勿論にオプションとして、
N.ソトと梶谷隆幸と桑原将志またはその他
の選手でも構わないが、時間のある中で、
試行錯誤はするべきだと思う。N.ソトを
本格的に二塁手へコンバートはちょっと
考えにくい。N.ソトだって堂々のキング。
守備負担を減らす方向性であるべきだ。
勿論に倉本寿彦の打撃復調、柴田竜拓の
打撃向上があって、若手の台頭があり、
怪我がなければ問題ないのだが、今季の
状況を教訓にするのであれば、僕は、
桑原将志が内野守備にもう一度挑戦する
事が望ましい。大和は内野手からセンター
ゴールデングラブ賞を獲得して、内野に
また戻って来た。桑原将志にも出来る。
桑原将志の内野手挑戦にはもうひとつ、
僕なりの考えがある。多くの選手が出場の
機会を求めて、複数のポジションに挑戦
する。今、桑原将志もその様な立場なので
はないだろうか。もう一度、がむしゃらに
貪欲に取り組んで欲しいと思う。そして、
何よりも、今シーズンにおそらくは忘れて
しまったであろう野球の楽しさを思い出し
て欲しいのだ。相当に苦しかったと思う。
10代の頃、ファームで泥だらけでノック
受ける桑原将志を思い出して欲しい。
いつ終わるかしれないノックの嵐を受け、
充実した楽しい時間を、将来の自分に夢を
馳せていたではないか。もう一度あの頃の
気持ちを蘇らせて欲しい。その為の挑戦を
自ら決断して欲しいのだ。内野でノック
嵐を浴びて、野球小僧に戻って欲しい。
そこに桑原将志の原点と復活があると。
チーム方針に戻ろう。大和、倉本寿彦、
柴田竜拓の二遊間定着に期待し、その他
競争があれば望ましい。オプションとし、
N.ソト、桑原将志をキャンプで試行する。
逆にセンター大和もオプション継続。
そして、開幕前までに可能オプションと、
オプション発動条件を明確にする。監督、
コーチ間でそれを共有し貫く決定をする。
緊急事態を減らす努力が事前に必要だ。
勿論に、それはセカンドに限らない。
捕手に佐野恵太だってひとつのプラン。
オフシーズンに守備編だって考える事は山。

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    2018/10/18 15:25 ブロック