ぞっとする。

日刊スポーツの記事に、最下位阪神の
29歳以下が放った本塁打が48本で、
セ・リーグ最少だった。最多は広島の
136本とある。僕が数えるとベイスターズ
は141本なのだが、おそらくは12月に30歳
になった宮崎敏郎の28本が除外されている
と推察される。ソレはいいとして、コレと
順位を結び付ける事は出来ないにしても、
将来性という意味では、ぞっとするのも、
見知らぬ振りは出来ない問題だろうと思う。
なぜなら29歳以下の選手が放つ本塁打は、
ベイスターズは来季半減し、再来季には
もしかしたら更に半減し、このままでは
今季の阪神をはるかに下回る。2020年迄は
J.ロペスとN.ソトに頼るとしても、2021年
にはチーム本塁打数が100本少なくなる事も
想定出来てしまう。ぞっとするのだ。
N.ソトに骨を埋めて貰うか、新外国人選手
に頼るというよりは、やはり日本人選手の
若手スラッガーの育成が急務であろう。
勿論に候補は存在するのだが、勝ちながら
育てる段階にチームは位置してはいない。
このジレンマを解消するには、やはり一度
勝つしかないのだろうと思う。MLBへの
移籍を考える選手の出現は喜ばしい事では
あるのだが、ぞっとするのもぞっとする。