ポスティング移籍を容認するしない

方針としてポスティング制度を利用した
海外移籍を、容認しない球団がある。
今後に希望しても、その移籍金にメリット
を感じない、過去への不平等が生じるとか、
歴史的にあり得ない等の理由で、制度利用
が容認される見込みが薄い球団の選手は、
それを受け入れなければならないのか。
現行ルール上は海外FA権取得まで待たな
ければならない。では、その球団の方針が
明確なのであれば、そこに球団間の温度差
があるのであれば、選手は入団時に選べる
権利が与えられるべきである。現状では、
それも出来ない。例えば、ポスティングに
よる移籍を容認していない球団の指名は、
お断りしますと、ドラフト時に宣言したら
どうなるだろう。多分、ダーティー感。
今の日本では、どんなに頑張っても頭打ち
に合う社会経験をする機会に恵まれている。
そこでチャレンジするのであれば、転職等の
選択肢は存在する。ではプロ野球選手におけ
る転職とは移籍だ。それが自由ではない。
ドラフト制度、FA制度、色々な制度が絡み
合って、現状のルールである事は理解して
いる。しかし、選手が球団を選べない以上、
制度利用が球団の方針に委ねられ、鶴の一声
だけが頼みの制度など、プロ野球界の制度と
して、あり得ない。NPBが関与した形での
利用制度に変更すべく、選手会は声を大にす
べきだと思う。もしくは、12球団の選手が
平等に利用出来ない制度であるならば、
制度として廃止すべきだと思う。FA制度に
ついては言いたい事が沢山あるが、ひとつ
だけ言うとすれば、レンタル移籍などという
考え方が野球界には存在し得ない考えなの
だろうか。保有権を有したままで移籍し、
契約期間満了で戻って来る。FA権をまだ
取得していない選手が移籍を希望した場合、
このレンタル移籍制度はどんな問題が生じる
のか、あまり悪い方向に向かうイメージは
湧かないのだが、どうなんだろう。あとは
人的補償。ネーミングも悪いから廃止しよ^ ^