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2019/03/30 07:15
143分の1にあらず
負ければ逆のことを言うのだろうが、
勝ち方として、内容として、今季の
スタートとして、自信に繋がり、展望を
明るくする1勝であり、秋にはあの1勝
と言わせる試合だったのではないか。
試合を振り返る前に、開幕セレモニーが
非常に良かった。選手の立たされる時間が
短く、配慮された演出だった。希望通り。
そして試合のポイントは、ベイスターズ
の克服しなければならない課題が、二点
について大きく前進した点。先発投手の
勝利数を増やす。昨年の40勝から15勝程
は増やさなければならない。開幕投手の
今永昇太が一人で15勝増やすのでは、と
思わせるピッチングもさることながら、
7回105球を以って降板ではなく、7回の
打席で代打を送らなかった継投策に、
課題克服に対する番長コーチの決意を
見た。コレが唯の1勝ではなく、今永昇太
の確信に変える1勝に繋がる。年1の投球
と思わせない安定感であり、今後に期待
する圧巻のクロスファイヤーでした。
もう一人は打の主役。筒香嘉智の得点圏
打率は昨年より1割5分の向上を求める。
コレはチームが勝つ為には絶対不可欠。
今日は3度のチャンスで5打点。1打席目
はチャンスで打ち損じた為、不安な形で
スタートしたが、次の先制タイムリーは
食らいついた、雨の甲子園を彷彿とさせ、
執念の一打。最終打席は泳ぎながらも、
ライトスタンド中段に運んだ。口癖の
チームを勝利に導く一打だ。頼もしい。
そしてまた、守備の乱れもなく、ミスは
ゼロだった。代打成功率もあがりそうだ。
ひとつだけ気になったのは、N.ソトの
打順だ。やはり守備固めを必要とする
ので、セカンドからライトではなく、
退くことが多くなると思う。その場合に
好調の楠本と主砲に溝が出来てしまう。
だから、勝ちパターンのリリーフ陣に、
バトンを渡したら、逃げ切らねばならない。
そしてこの勝ちパターンは本日披露される。