770件のひとこと日記があります。
2019/04/10 08:44
ブルペン危機の救世主
ベイスターズの中継ぎ陣は盤石である。
という前提に基づけば、上茶谷大河を、
6回97球で降板させた事は間違いでない。
上茶谷大河の調子バロメーターは、直球
がシュート回転をするかどうかだ。4回
まではソレが無かったが、5回6回の投球
は、明らかにシュート回転の頻度が増し、
変化球が高めに浮き始めた。4回までの
投球は良かったが3失点。5回6回と悪く
なって来たが無失点。結果論で語る者や、
ソコに気付かない者は、何で代えたんだ、
となるだろうが、内容を見れば、上位打線
の4回り目に危険を感じるのは当然なのだ。
この時点で5点差をリードしていた。7回
は一番信頼の置けるE.エスコバー。それで
も、代打を送らせてから投手交代を告げる
という、石橋を叩いた。最初から代える
つもりで、左打者を出させる為に、一度
上茶谷大河をマウンドに上げた。何故なら
E.エスコバーであれば出てくるであろう
阪神の北条選手にE.エスコバーは昨年に
打たれているので、ソレを避けたかった。
間違いはないと思う。継投のタイミング
にも間違いはない。7回はE.エスコバーが
締めてくれれば、相手の戦意は落ちるので、
8回は不安ながらも逃げ切れるだろう、と
いう計算。だから誤算はE.エスコバー。
では、何故にE.エスコバーだったのか。
5点差で勝っている場面の左腕であれば、
E.エスコバーが登板過多なので砂田毅樹
で良かっただろうとは思う。しかしココ
にも理由がある。この回打席の回る阪神
糸原選手との相性が良くない。つまりは
全てデータに基づいて起用されている。
では全てをデータ利用で信じて良いのか。
E.エスコバーの気持ちに5点差が故の隙が
生まれた事は否定出来ないだろう。心の
変化はデータでは読み取れない。点差の
開いた山崎康晃も同じ事が言える。緊迫
した場面を任せる投手をむやみに起用
するべきでないと思う。どんな場面でも
モチベーション高く登板する投手を余裕
のある場面では起用すべきだ。だから、
僕は、本調子ではない砂田毅樹にアピール
を促し送り出すや、乗っている国吉佑樹
でも良かったと思う。E.エスコバー投入に
データ上の間違いはない。しかしデータ外
の部分においては、配慮が必要かと思う。
冒頭の前提に戻る。ベイスターズの中継ぎ
陣は盤石である。コレは早くも崩れ、再建
が急務になった。S.パットンは回復した、
という早合点が勘違いであったのだから、
本格的に再編成と向き合わなければなら
ない。結果だけ見れば三嶋一輝も不安では
あるのだが、投球内容は悪くないより、
むしろ良いと思う。僕は三嶋一輝を中心に
考えるべきだと思う。そして5回6回まで
が、先発の役割としていたものを、7回に
に延ばすべきだろう。多少の不安でも7回
のマウンドには送り出す。そうなれば、
昨日の上茶谷大河も続投の判断になるかも
しれない。リスクは何処かに負わなければ
ならない。今はソコを先発陣に託すしか
ないと思う。当然そのままで優勝はない。
その間に勝ちパターンの再建は急務である
事に変わりはない。ベイスターズの強みは
盤石のリリーフ陣。揺らぎは許されない。
あとは中継ぎのテコ入れ。去年に行った
のが、井納翔一の配置転換。コレと同じ
様な事が必要なのかもしれない。候補が
いないから困るのだが、石田健大。復帰
の目処はないが、リリーバーとしての
復帰調整を行うのもひとつの手段だ。
こちらは雨だが、甲子園は開催可能なの
だろう。今日のテーマは「借りを返す」。
昨季は散々に迷惑を掛けた先発陣が今こそ
ブルペンの危機を救うのだ。それでこそ
チーム。濵口遥大にはその義務がある。
今永昇太、石田健大もしかり。
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ふぅちゃんさんがいいね!と言っています。
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ふぅちゃんさん、
コメントありがとうございます。
僕は采配の謎がスレトレスになり、
怒りを伴い、ベイスターズを嫌いに
なりそうでした。暗黒時代ですね。
でも子供の頃から応援しているのに、
嫌いにはなれなかった。「何でだ!」
を解明してみようと思いまして謎解きを
本気で始めました。するとスンナリと、
受け入れる事が出来る様になり、今では
怒りを感じる事はありません。しかし、
ラミレス監督はデータを重視するので、
その謎解きは難解です。自分でもデータ
を調べなければなりませんから。幸いに
もラミレス監督は色々と謎を、メディア
を通じて明かしてくれるので、その思考
は理解出来る様になってきました。でも、
逆に最近は、この作業がストレスに^ ^ -
ふぅちゃんさん
なるほど、そういう思考回路ですか。素人にはストレスが溜まる采配です。
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上本魂さんがファイト!と言っています。