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2019/04/21 19:43
ラミレス監督の失敗
初のオープナーは大失敗に終わった。
思惑や狙いは理解出来るので、その導入
自体には反対ではないが、今日に関して
は大失敗。言い換えれば大失態。それは
決して国吉佑樹が4失点したからではない。
国吉佑樹に対して、役割りの伝達が正しく
なかったのではないか。もしくは、監督の
意図が誤っていたのではないかと思う。
僕が考えるオープナー国吉佑樹の意図は
試合前に書いたが、実際は、常に150km
中盤のストレートを投じるはずが、MAX
で150kmちょうどが1球。コレは明らかに、
力を抑えた投球になっている。オープナー
だからと言ってスタイルを変える必要は
なかったはずだ。今となっては決め事が
分からないが、僕は国吉佑樹の場合は、
多くとも25球と決めるべきだと思う。
国吉佑樹の今のスタイルでは20球から
球速が急速に落ちる。その差10km近く。
だから国吉佑樹は長くとも2イニング。
2イニングがもたなければ、1人挟み、
3回から京山将弥。最善プランだと思う。
ではなぜ国吉佑樹は、全力投球をしては
いないのか。だからそこに意思伝達の
失敗があったのではないかと思うのだ。
ここで気になるラミレス監督の試合前
発言がある。「国吉が過去に先発していた
時、3イニングぐらいまではいい投球を
していたというイメージもあるし、今は
状態がいいので相手にも脅威になるはず」
コレは昨年9月25日の同じマツダでの
投球を示している。この時は4回途中迄
を無失点の好投でチームを勝利に導いて
いる。この時のイメージがラミレス監督
にも、国吉佑樹本人にもあったとしたら
危険だ。この時の国吉佑樹とはスタイル
が全く違う別人だからだ。ラミレス監督
は試合後に、イメージと違ったという
趣旨の発言をしている。やはり155kmの
国吉佑樹をイメージしていたのだ。しかし
昨年の9月25日の残像が邪魔をした。
初のオープナー制導入だ。国吉佑樹が
その役割を十分に理解していなかった
可能性がある。または欲が出たかもしれ
ない。コレが今回の失敗と想像する。
ラミレス監督の意図が正しく伝わっては
いなかった。国吉佑樹が理解不足だった。
であるならば、この反省を生かして、
もう一度ばトライの価値ありだと思う。
付け足すと、試合前ブルペン投球練習の
失敗ではないか。オープナーとして、
ラミレス監督が求めていたのは、全球を
全力で、初球から155kmだった。それが
初球ストレートは148km、次からは、
145、142、144、148。普段であれば
初球から150kmオーバーを連発する
国吉佑樹とは違う。中継ぎ登板時と同じ
様に投げた、と本人は言うが、準備段階
において、違う事をしてしまった。
だから、立ち上がりから全力投球では
なかった。温まっていなかった。と思う。
次のオープナー国吉佑樹も観たいが、
またまた懲りずに言うと、S.パットンも。