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2019/04/26 20:06

相手に自信を与える四球

「真っすぐに負けないように、引っ張ろう
という気持ちでいきました」スタンドで
しばらくボーっとしていた僕の耳にその
言葉が聞こえてきた。自信満々で打席に
立っていた事が分かった時、やっぱりな
と思った。今永昇太は確かに好投したの
だが、最後に近本選手へ自信という土産
を置いてマウンドを降りた。7回のピンチ
を味方の守備にも助けられ無失点に抑え
だが、この日2安打1四球の近本選手には
最後も勝負出来ず敬遠気味に歩かせる。
1塁が空いていて、やられている打者を
歩かせるのは定石だろう。しかしやはり
戦う姿勢を示して降りて欲しかった。
その四球は近本選手に対し「我々は貴方
が怖いです」という名刺を渡した事に。
自分を恐れている相手を、恐れるはずが
ない。だから最終打席に近本選手は自信
に満ち溢れていたのだと思う。7回に
与えてしまった四球が、今永昇太が近本
選手に対した4打席が、山崎康晃からの
本塁打を生んだ。エースは相手が恐れる
存在であるべき。マウンドをリリーフ
託すにしても、相手を牛耳ってこその
エースなのだ。好投報われずの陰には、
自分がマウンドに残してきてしまった
負の連鎖を感じるべきだと思う。今後に
何度も何度も対戦する相手に対し、最後
まで逃げてしまった事を後悔して欲しい。
あの時僕は「勝負だ!」と叫んだ。隣の
おじさんは「歩かせろ〜」と言った。
正解はない。しかしまた天敵を作って
しまった事は確かだ。僕は戦略的四球を
否定はしない。敬遠だって既にピンチで
あるから行われるのだ。敬遠した事が
原因で得点を許す訳ではない。ピンチを
打破する為に敬遠が行われるのだから。
今後絶対に避けては通れない相手になる。
今永昇太が山崎康晃が次回の対戦では、
絶対にやり返さなければならない。
あえて言う。今永昇太が近本選手の勝負
から逃げて負けたことによる敗戦だった。
降板したら終わりではない。自分が残して
きたものを確認し、次回に生かさねば。

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    2019/04/28 18:27 ブロック