スマートフォン版へ

マイページ

770件のひとこと日記があります。

<< 野球チームを作ろう・救世主保険2... ひとこと日記一覧 レフトスタンドから毒を吐く... >>

2019/04/28 10:03

野球チームを作ろう・救世主保険1

大型連敗の最中、その危機的状況を打破
する為に、救世主の出現を望んでしまう。
この場合、新戦力に救いを求めがちだ。
一軍での活躍を我々がまだ観ていない
選手達を、控え選手やファームから探し、
救世主の如く覚醒する事を夢見る。だが
ソレは大きな間違いだ。チーム状況の
悪い中に、若手やルーキーを呼び、救い
を求めるなんぞ、どんなに有望な選手で
あろうとも、実力を発揮する事は不可能。
ましてや、まだ見ぬ能力の覚醒を求め
られては、本来の実力すら発揮出来ない。
ソレは若手を潰す作業に他ならない。
勝手に夢見て叶わなければ一瞬で、やはり
ダメかと見切られ帰される。絶対にあって
はならない事だが、暗黒時代には繰り返し
行われ、多くの有望選手がまともな段階を
踏んだ育成プランに基づく事なく、能力
以上のものを期待され潰されていった。
トレード先で活躍する例はいくつもある。
何でだろう、ではなく必然なのだ。能力
を発揮させる、育てる土壌が無かった。
ソレだけの話だ。ファームで好成績を
残していても育成途中であり、プラン
から逸脱する様な、悪い状況の一軍への
昇格は邪魔でしかない。本来は、プラス
の戦力として呼ぶもの、あるいはプラス
にならなくとも経験として呼ぶもので
あり、助けを求めて呼ぶものではない。
全く逆の話だ。一軍では若手選手の成長
を助けなければならない。良い環境で
伸び伸びとプレーさせなければならない。
連勝中のお祭り状態でプレーをするのと、
切羽詰まった雰囲気のベンチに座るのと
では大違いのプレーを見せるに違いない。
上茶谷大河もしかりだ。先発投手の怪我
が相次ぐ中、未知数のルーキーに多くを
求め過ぎたではないか。段階も踏ませず
に、ローテの中心選手として活躍を描く
ファンのみならず、チーム全体で託して
しまったではないか。過去の反省が、
全くに生かされていない、生かすことが
出来ない。ソレが現状のチーム力なのだ。
当たり前の様に二桁勝利を望み託す。
期待をかけるのは結構だが、命運を託す
べきではない。計算に入れるのではなく
プラスαとして考えるべきなのだ。だから
僕は上茶谷大河に1勝分の期待しかして
いないのだ。ソレを批判する奴がいたが、
期待していない訳ではないし、二桁勝てる
のではないか、して欲しいとは思うが、
頼って託して圧迫しては邪魔でしかない。
期待はしない振りをして、予想以上の
活躍をしたら喜べば良い。勝手に二桁を
期待して、出来なければ嘆くのは迷惑だ。
ルーキーに壁があるのは当たり前の話だ。
チームはソレを手助けしなければならない
のに、足を引っ張っている。だから今、
救世主を若手に頼るべきではない理由。
続く・・・

お気に入り一括登録
  • ファー

いいね! ファイト!

  • ふぅちゃんさんがいいね!と言っています。

    2019/04/28 18:37 ブロック