ブルペン準備

不覚にも試合中に関わらず、阪神戦に
ついて、2つの7連敗を止め、ルーキー
上茶谷大河の初完封で、流れが変わり、
2つの苦手意識を払拭出来る勝ち方だ！
などと考えてしまった。下駄を履くまで
とは、いつも思うのだが、僕の学習能力
は欠如している。結局は完封完投どころ
か、上茶谷大河はQSも逃し、勝利すら
危ぶまれ、やはり阪神戦は何が起きるか
怖い意識は変わらず、明日の勢いまで
与えた。バタ2劇を生んだのは、阪神の
得意意識と上茶谷大河の完封意識だろう。
打たれ始めると吸収されて行くのは、
ルーキー故であるから、今後の糧にすれば
良いのだが、先週の濵口遥大から学ぶべき
は多いはずだし、切り替えが重要になる。
本塁打は全てをリセットする。攻撃の波
も一旦は凪る。だから投手も切り替えは
容易なはずだから、ソレに期待して続投
から、完投を目指したのだが、宿題だ。
ベイスターズの継投特徴から、登坂過多
になるリリーフ陣を考えると、ブルペン
の準備も遅れがちになり、突然の交代は
対応するのが難しい。何で準備してない、
ブルペンの考え方が甘い、という意見も
あるだろうが、準備をするだけでも、
中継ぎ陣には負担になる。無駄な温めは
避けたいのがブルペン方針だ。山崎康晃
まで、E.エスコバーが繋いで石橋を叩いた
が、よくぞ抑えた。流石のクローザーは、
頭を過るものもあっただろうが、ギリギリ
で締めてくれた。それにしても胃が痛い。
上茶谷大河は、コレまでピリッとせずの
ハマスタで勝てたことは非常に大きい。