柴田竜拓の局面

打率.156出塁率.289本塁打0の柴田竜拓
にスタメンで求めるものは何かと問われ
れば、殆どの人が出塁と答えるだろう。
そして柴田竜拓のスタメン起用を望む
人々はかなり多い。僕が打率は身長より
低い、と言えば、出塁率が高いという
反論が返ってくる。しかしソレはただの
イメージにすぎない。別に高くはない。
打率.250に上乗せされた出塁率であれば
高くなるのだろうが、1割足りない。では
スタメンで出続ければ打率は上がるか。
おそらく上がるだろう。しかし出塁率が
上がることは、なさそうな気がする。
1割打者と勝負を避ける投手はいない。
1割打者に四球を出せば小言を言われる。
何故に倉本寿彦が居ないと柴田竜拓は
スタメン起用出来ないのか。チャンス
では代打を送りたくなるからだ。その後
の守備やショートのバックアップが必要
だからだ。やはり打率は上げなければ。
何度かのスタメンチャンスがありそうだ。
交流戦では9番打者でも起用出来る。
これだけ期待されて愛されキャラなのだ、
そろそろ結果を出さねばならぬ。やっと
チャンスが来た。ここで結果を出さな
ければ「柴田を使え〜」と言ってくれる
人達も、すぐに居なくなる。結果でしか
モノを言わない人間が多い。ソレはプロ
なのだから当然だ。とにかくチャンスだ。
ラミレス監督が柴田竜拓を起用したいと
思っている今は、そんなに長くはない。
今の打率でスタメンは無理だ。無理だ。
しかし、この打率だからこそフレ幅は
大きい。１日１本で明日の機会も得る。
柴田竜拓の局面は今ではないだろうか。
何度か言っているが、１打席は自分の
為だけの打席にして欲しい。四球では
なく、とにかくヒットを打つ打席だ。
四球で打率は上がらない。26日の第2
打席は初球からスイングした。コレを
偶には見せなければ簡単に追い込まれる。
初球は打たないと思わせて狙うのだ。
絶対に打率は上げなければならない。
コレは誰が何と言おうとも、レギュラー
奪取の為には絶対に必要なのだ。コレ、
僕が柴田竜拓にもの凄い期待をしてる
のが伝わらなそうだけど、期待する。