鈍感力。バカになれ！

9秒台を出さなければ日本代表にすら
なれない時代がやって来た。まだまだ
条件が揃わなければ9秒台は不可能だ。
自身のコンディション、天候、風、敵。
コレがひとつでも揃わなかった時に、
今日は難しい、と気持ちを高ぶらせない
のか、それとも最善を尽くしあがくか。
人は大人になると、状況判断をする様に
なる。子供の頃はどんな劣勢でも最後の
スリーアウトまで、ひたむきに応援した。
今では試合途中、流れが悪いと思ったり、
予告先発から展開予想が厳しいと思ったり
もする。席を立ったり、テレビを消したり
することはなくとも、あの頃の純真はない。
連敗中、山崎康晃が調整登板をしたことが、
あった。その時、我が娘は、驚くことに、
「逆転したら誰が投げるんだ！」と言った。
僕はもう、その心は持ち合わせていない。
だがしかし、子供の心に学び省みるべき。
昨日のベイスターズ打線は大人の心で
あったのではないか。試合の流れを読めて
しまったのではないか。例え条件が悪か
ろうとも、向かい風だろうとも、目標が
ある以上、気持ちを高ぶらせなければなら
ない。万年Bクラスの弱いチームではなく
なって大人になってしまったのか。僕は
野球が大好きな童心を持ち続け、あがく
ベイスターズ戦士が大好きななんだ。
俺もバカになる。ベイスターズ馬鹿に。