エース対決

試合前、両先発が意識し合ったコメント
を発信していた。そして初回、千賀投手
の速球を見て、今永昇太が力み過ぎないか
心配だったが、いたって冷静に観えた。
精神的には今永昇太が上回っていたはず。
しかしやはり、いつも以上に張っていた
のであろう気持ちが、4点差になった事で
緩んだ。僕にはそう見えた。6回から高め
に浮き出しリズムも悪くなった。無意識
に張りつめた気持ちが無意識に緩む。
人間だもの、というやつだ。7回も修正は
されなかった。それでも2三振を奪い、
球数は90球。勿論に完投を狙わせるべき
だが、ラミレス監督と僕は限界を感じた。
そうは見えなくとも力んでいたんだな。
もう1人踏ん張ることは出来なかったが、
今永昇太でなければ千賀投手に勝つ事は
出来なかった。今永昇太の名が千賀投手
を追い込んだ。そういう意味で僕は、
今永昇太をエースと呼ぼうと思う。まさか
こんなに早く僕がこんな気持ちになるとは
思ってなかった。シーズン終了後に考え
ようと思っていたからだ。相手エースに
認めさせたのだからエースだ。決定！
交流戦を勝ち越す為には、エースで負け
越すわけにはいかない。次回は楽天戦で、
DeNA戦の防御率が11.57の投手かな。
エースは力み過ぎず堂々と投げて欲しい。