神里和毅vs左投手

交流戦は打率.311でオールスターへの
初出場も決めた神里和毅だが、交流戦
終了時点で.308だった打率が、現在は
.294まで下降した。リーグ戦の再開後は、
30打数5安打の.167。特に左投手には、
12打数1安打6三振で、現在は9打数連続
ノーヒット中。好不調の波が激しく、
トンネルに入るとなかなか出てこない
のは、懸念されてはいたが、コレまでは
短く脱してきた。今日も内容の良い打席
はあった。だがどうしてもボール球に
手を出し、投手を助けてしまう。外の球
を流し打つ技を身に付けた分、逃げて
行くボールも追いかけてしまう。四球を
選べない事は、1番打者としては苦しい。
ラミレス監督から神里和毅をレギュラー
とする発言はまだない。しかしその起用
をみると、桑原将志との併用時もセンター
神里和毅は動かさず、定位置となっては
いるし、もちろん投手の左右も関係なく
起用している。レギュラー扱いと言って
いいだろう。チームで一番に打率が高い
ので当然ではある。1番打者で3割を維持
すれば、金城龍彦さん以来の快挙だ。
ソレには正念場だ。疲れもあるだろう。
交流戦の後半から調子を落とし、今日は
スタメンをどうするかな、と思う日も
あったが、ラミレス監督は起用し、先頭
打者本塁打で応えた。翌日も猛打賞で、
不調は短く脱したかと思っだが、リーグ戦
が再開すると先の数字だ。そしてまた
僕は、今日はどうするかな、と思うのだ。
相手左腕に対して、桑原将志か中井大介の
起用が有力だが、中井大介は阪神戦で代打
ホームランを打っているし、桑原将志は
ミスターJuly。かつては東京Dと言えば
桑原将志だった。昨季はメルセデス投手
から本塁打を打っている。2番打者にと
思えば、桑原将志だろうし、6番打者にと
思えば中井大介。明日、細川成也の昇格
も見込まれる。そして神里和毅を休ませ
て、2人を起用する選択肢もあるわけだ。
しかし、神里和毅の今季巨人戦打率.350
は、大和の.368に次いで高い。大和は
東京Dに限れば.435だ。8番に拘っている
様だが。大和2番で良いではないか。
ということで、
1.(中)神里和毅
2.(遊)大和
3.(右)N.ソト
4.(左)筒香嘉智
5.(一)J.ロペス
6.(三)宮崎敏郎
7.(二)中井大介
8.(捕)伊藤光
9.(投)平良拳太郎
6日は中井大介、7日は桑原将志が良い。
どちらも7番にすれば他をいじらずに済む。
ラミレス監督が神里和毅を変わらず起用
するか否かで、レギュラーとして考えて
いるか否かが分かると思う。起用をされ
れば、きっと今度も応えてくれるはずだ。
今日は久々にレフトスタンド最前列から
思いっ切り声を枯らす。楽しみだ。