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2019/07/07 08:37
何としてもとは何なのか!
巨人が「強い強い」と言うが、僕は全く
そうは思わない。連覇中のカープの様に、
攻撃力、投手力、守備力に隙がないとは
思わない。カープの攻撃は、固定された
打線から機動力、小技を生かし、長打力
をも兼ね備え、隙を与えれば必ずや漬け
込んで来た。ここぞの集中打は凄まじく、
逆転のカープは攻撃力の象徴。投手力も
先発、中継ぎ、抑えの役割分担が整備を
され、リードした展開は逃げ切り、先発
が崩れたとしても中継ぎ陣が援護を待つ。
クローザーの失敗も少ない。そしてまた
選手層が厚い。投打のバランスが取れた
まさに強いチームだった。しかし、今の
ジャイアンはどうか。1.2番が固定をされ
ているわけではないし、4番だって今年は
それ程だろう。金に物を言わせた選手層
の厚さにより、好調な選手で打線を組み、
疲労はさせない選手起用が可能なだけ、
攻撃力に波が少ない。攻撃力はここが
強みで、得点力を生み出している。この
攻撃力は、カープとは違った意味で脅威
として認めなければならないが、隙が
ないわけではない。昨日もスクイズ失敗
の後が、無得点で終わっていれば、流れ
は完全に失ったはずだ。あの2点目が勝敗
を左右したからこそ、スクイズを仕掛け
てきたのだ。監督の千里眼は認めなけれ
ばならないが、そこは失敗したのだから
隙はあるのだ。丸選手へのバントサイン
だって失敗している。選手が補っただけ。
その個々の力は認めるが、カープの様な、
まとまった強さは感じない。投手力は、
完全に先発過多だ。先発陣は18敗しか
していない。コレはリーグでダントツに
少ない。しかし、リリーフ陣の12敗は、
リーグで2番目に多い。防御率は最低の
3.94。昨日だって一昨日だってそうだ。
リリーフ陣からは得点出来る。先発投手
さえ降板させれば、リーグ最弱の投手陣
に変貌するのだ。コレを攻撃力で隠して
いるだけだ。こんなに大きな弱点のある
チームをどうして「強い強い」と言える
のか。巨人の攻略法は明確ではないか。
ベイスターズが今季巨人に勝った4試合。
澤村投手を4回KO。畠投手を5回KO。
山口投手から1得点も、5回91球で降板を
させ、終盤にリリーフ陣から逆転。
高橋投手を4回KO。とにかく先発を早め
に降板させ、味方投手陣が粘っていれば
負けていたとしても、必ずやチャンスが
訪れる。先発を打つ。打てなくとも球数
を投げさせる。巨人はリリーフが弱い。
マシソン投手が万全なのか、デラロサ投手
が何者なのか知らないが、ここを安定させ
様と躍起になっている。かつての先発投手
を抜擢しても、そんな簡単にはいかない。
ダメなら放出して次を探す。その投手で
あっても、しっかりJ.ロペスがご挨拶済み
だ。マシソン投手の復調とデラロサ投手
の未知数に賭ける状態だ。ここが改善を
されたら、もちろん誰も追い付けない。
だから今日は絶対に勝たなければならぬ。
昨日の試合後談話で、ラミレス監督は、
「明日は何としても勝たないといけない」
と言った。何としてもが何なのか楽しみだ。