エース復調

ストレートは、スピードガンで測るもの
ではない。だいたいスピードガンは球場
によって違いが出る。最近の甲子園は
出ない。ストレートは打者の反応で推し
量るものだ。9回に糸井選手が、高めの
ストレートに手を出した。振り遅れ。
推し量るに、今永昇太のストレートに
スピードを感じ、キレを感じた対応で
あり、9回まで衰えなかった。見逃す
しかないボールもあったし、今日は丁寧
に投げながらもコレだけの力感が出せれ
ば、今永昇太のストレートは戻ったと
判断すべきだろうと思う。重要なのは
打者がどう感じるかだ。球速表示で、
ストレートを語るのはナンセンスの極み。
僕は次戦を中7日で金曜日にすべきと思う。
ソレは何を目指すかだ。追うのであれば、
エースをズラしてぶつけるべきである。
本当の勝負はまだ先だとラミレス監督は
言うだろう。しかしその後半勝負にまで
持ち込む為の勝負の3連戦になる。その
初戦はエースを立てるべきなのだ。復活
という言葉は使いたくない。今永昇太は
その座から陥落していたわけではない。
不調の時もチームを鼓舞し続けた。ここ
からは、結果としても負けない調子が
戻って来た、ということだ。間違いない。