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2019/08/19 13:51

ラミレス采配

6回まで0-0の投手戦。「こーゆー試合は
一発で決まる」と言う人は少なくないで
あろう。しかし、本当に一発だけで勝つ
事を目指す指揮官がどれ程いるだろうか。
J.ロペスを途中出場させる気があったの
ならば、チャンスでの切り札と考えるし、
イニングの先頭打者は、選球眼に優れ、
脚力のある選手を起用するのが普通だ。
しかし、ラミレス監督は7回の先頭打者に
J.ロペスを送り込んだ。しかも、守備に
つかせて、バッターボックスへのリズム
も周到に準備している。1-0で勝つつもり
で、一発で決めるつもりでの采配とみる。
同点なのに守りを固め、一発にかけた。
逆に考えると、J.ロペスを残しておいて
も、チャンスは訪れないかもしれないし、
二死から一発狙いで出しても、当然に
相手も一発だけを警戒してくる。一番に
ホームランを打ちやすいのは、先頭打者
なのだ。先頭に四球を与えたくないので、
トライクが必ず来る。それもJ.ロペス
であれば、初球は変化球を振らせに来る。
一発だけを狙うのであれば、J.ロペスの
登場場面は最高だったのだ。J.ロペスは
初球変化球一本待ちで、ホームラン狙い。
ラミレス監督の用意した場面で狙い通りに
応えてみせた。コレは新しい考え方なのか。
いや、そうではない。だって昔から、
「こーゆー試合は一発で決まる」と言う
ではないか。ソレを待つのではなく、
狙って取りに行ったまでだ。先頭打者に
出塁だけを求めて、小技のきく打者をば
選択するのか。それとも試合を決める
最高の打者を最初から送り込むのか。
連打が望めないとなれば、一番に結果が
出やすいのは、先頭打者なのだ。この
采配を行ったラミレス監督を勝負師と
呼ばずして何とする。一筋縄ではいかない。

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    2019/08/20 08:54 ブロック