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2019/08/30 01:23

一球

あの一球が・・・というのは、必ずしも
打たれたボールを指すものではない。
今日の井納翔一は年1だったのだろう。
ストレートは重く、フォークはキレ、
スライダーをアウトローに出し入れ。
しかし、4回に初安打のタイムリーから
先制点を許す。勿論に柴田竜拓のエラー
が最大の原因なのだが、山田選手の二塁
への到達を1打者遅らせる事が出来れば、
タイムリーを打った雄平選手は、盗塁を
待ってからの打席という事になり、少し
優位に井納翔一が投球を組み立てる事が
出来たはずだ。その1球とはバレンティン
選手への4球目。インハイで仰け反らせた
後のフォークは、ベース上から落として
おけば、ほぼ空振りが取れる計算だが、
その4球目は外に大きく曲がり落ちた。
こうなると、次もフォークとなり、走者の
山田選手は走り易くなる。次は狙い通りに
真ん中へ落とし三振としたが、その間に
盗塁を許し、得点圏で好調の雄平選手を
迎える事となった。そして許した初安打
がタイムリーとなってしまった。そして
同じ様な場面が6回にも訪れる。今度は
山田選手を四球で歩かせ、またも盗塁を
許す。今度はインハイ直後のフォークで
走られた。失敗しない理由は配球の読み
も絶妙なのだ。こうなるとバレンティン
選手がどうであれ、雄平選手での交代は
決定的となる。悔やむべき一球は4回の
バレンティン選手に対する4球目。それ
までは完璧にコントロールされていた
フォークが中指に引っかかってしまった。
この4球目がしっかりコントロールされて
いれば、雄平選手とは、もう少し余裕を
持った勝負が出来たはずだし、ベンチに
不安を与えることもなかったと思う。
今日の井納翔一はソレ位の好調さだった。
早めの交代も、申告敬遠から青木選手
との勝負を選ぶのも、8回に国吉佑樹の
3連投入もちゃんとした理由がある。今日の
石田健大は、左打者に対するアウトロー
が完璧だったし、国吉佑樹は山田選手に
強い。何故なのか、考えてみると面白い。
色々な犠牲を払った3連勝。これが、まだ
1ヶ月続くなんて、僕は想像すると苦しい。
選手や監督、コーチはもっともっと大変だ。

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