異国の地でのお仕事

海外旅行に行くと、すぐ体調を崩したり、
気候が合わなかったり、眠れなかったり。
日本に帰りたい、と思うことは度々だ。
しばらくで慣れる事もあれば、全く不快
なまま帰路につく事もある。どちらにせよ
帰国して日本の空気を吸えばホッとする。
そして必ず「やっぱ日本が一番だ」と思う。
何日か何週間かの旅行ですらそんな状態。
ましてや、外国人として仕事で赴き、そこ
でしばらく生活するとなれば、精神的にも、
肉体的にも負担は相当なものだと想像する。
例えば、日本ではサッパリだったが、韓国
では大活躍する選手がいる。コレを両国の
野球スタイルの違いによるもの、と断定
するのは、安易だと思うのだ。つまりは、
生活環境への順応を無くしては、良い仕事
は出来ないだろうと思う。だから職場放棄
を言語道断と一方的に吐き捨てるのは、
如何なものかと思う。モチベーションを
向上させるのもマネジメントであり、職場
の課題として認識されている。怪我も含め、
全てを選手の責任としてはならないと思う。
他球団の事は言わないが、S.ソリスは、
持てる力のどの程度を発揮出来ただろうか。
そもそも身体的な不安は皆無だったのか。
精神的にも肉体的にもマネジメントを、
コントロールを出来なかった球団の責任も
あるのが当然だと思う。職場の定着率と
離職率。助っ人成功率と置き換えても良い。
ただスカウトの眼力によるものなのかな。