整いました

2016年10月10日、東京Dで行われた初の
CS1st第3戦。僕は、タカユキの死球で
騒つくレフトスタンドに到着した。
何故なら娘の運動会から、娘の出番だけ
を見届けて中抜けして来たからだ。
第1戦、第2戦は3塁側内野席から娘も一緒
に観戦し、唯一獲れたレフトスタンドに
第3戦はどうしても行きたかった。しかし
この事は、今となっても、ネチネチと嫌味
を言われる。そして今回もまた、運動会と
重なった。僕はあの時確かに「初めて！」
を連呼し、娘を説得して、校門にタクシー
を待たせてまでして、横浜から東京駅まで
踊り子かなんかの特急列車に乗り込んだ。
一番早く着く方法を検索し、特急券は事前
に買っておいた。横浜から東京行きの特急
列車に乗る奴は、まぁいない。乗務員が
駆けてきて「特急券を拝見します」では
なく「特急券がないと乗車出来ません」と
言われた。ドヤ顔で横浜→東京と書かれた
特急券を差し出して席に着く。乗り換えを
ダッシュ、水道橋からダッシュ。そこまで
した僕が今回のハマスタ第1戦は諦める。
2度目はきっと許されないと思うからだ。
今回だって「初めて！」を連呼しようと
思ったが、第1戦で勝ち抜けが決まるわけ
ではない。2016年は娘を裏切り自分だけ
最高の涙を流した。今回は娘と一緒に、
ライトスタンドで歓喜したい。そしてまた
東京Dで涙したい。勝ち抜けの瞬間と優勝
の瞬間は逃さぬ準備は整った。天気も良さ
そうだ。5日は娘を1割スマホを9割になる
かもだが、その場に居ることに意味がある。
まぁ勝手な解釈なのだが。よって大事な、
そしてハマスタCS初開催には行かれない。
だが絶対に2つの瞬間は娘と共に見届ける。