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2019/11/11 00:17
野球は長い2
試合時間がほぼ決まっているスポーツと、
そうでないスポーツでは観戦予定の立て方
が変わってくる。現地観戦するにもテレビ
観戦するにも、心持ちが違う。いつも、
ハマスタで長い試合になり、さらに延長戦
になりそうだとハラハラする。そろそろ
娘の瞼が重くなる時間だ。娘はサヨナラで
早く試合が終わるよう、力を振り絞って
応援し、歓喜し、眠る。テレビで観る時も
最後までは耐えられずに寝る事もある。
地上波で放送されないのは、終了予定時間
がないから。バレーボールのルール改正で
サイドアウト制からラリーポイント制に
なったのが1999年。試合終了の時間が
大きく変わるサイドアウト制では、運営や
放映に支障をきたす為、改正された。その
改正が無ければ、今ではバレーボールも
地上波から消えていたかもしれないと思う。
ラグビーも頻繁なルール改正によって、
安全面に考慮すると共に、観る側にも配慮
し、楽しいスポーツにしようとする。
競技人口を増やすことと、人気を高める
努力を同時にルール改正で行なっている。
今は昔、1トライは4点だったが、トライ数
増加の為に5点へ改正された。これにより、
攻撃的な戦術が重要視され、観る者をより
熱くさせることに繋がる。ルール改正で、
ラグビーは頻繁にトレンドが変わり、
今はコレが流行りなのかと驚かされる。
野球にはこうした工夫は感じられない。
娘はいつも試合中、席を長時間空ける事を
許されていない。トイレや買い物に立つ
タイミングも指定されている。勿論、僕に。
まぁ僕には僕の考えがあってのことだが、
娘をハマスタに連れて行ったのは、共通の
趣味を探すのが目的であり、好きになれ
ないのであれば、他を当たるはずだった。
だから、マナーと僕なりのルールは強いた。
ダメ元だったわけだ。その代わりに彼女の
喜ぶことは何でもやった。娘はあらゆる事
を経験済みだ。もちろんソレも僕のルール
内での話だが。どんな事があっても私服の
選手には近寄らない。その最低限のルール
の元に、公式のイベントや、イニング間の
イベントなど、彼女の喜びそうな事の
多くに、手を尽くして参加させた。勿論に
野球の醍醐味も教えた。ベイスターズの
歴史、どんなチームなのかの教育も施され
ている。プレミアチケット化する様な試合
にも全て連れて行った。全てベイスターズ
を好きになって貰う為に行った。球団努力
の助けもあって、女性や子供が楽しめる
ボールパークに変貌し、僕はそれを利用
したわけだ。今では普通のオジさん同士の
野球談義、ベイスターズ談義が娘と出来る。
人はソレを洗脳と呼ぶが、幸せなことだ。
僕がよく野球談義に花を咲かせる駐輪場の
オジさんに、「ファンフェスは行くのか」
と聞かれた。アレを最大限に楽しむには、
もう寒い11月下旬に、徹夜で並ばないと
いけない。だから今年はもういいかなぁ
と答えた。「娘さんは行きたがらない?」
「もちろん連れて行ってと言われている」
「それじゃあ頑張んないと、好きにさせた
責任があるんじゃないの?」僕は刺されて
凍りついた。仰る通りだ。手を抜いては
父親の趣味に合わせた娘に申し訳ない。
今年も頑張るしかない。頑張ります。
でもコレはかなりのレアケースであり勿論、
娘に野球談義をするお友達などいない。
学校で1番、野球に詳しくても、得はない。
僕の頑張りなど家庭にしか及ばない。
野球界はもっと抜本的な改革を行うべきで
ないか。せっかくの球団努力も限界がある。
続く・・・