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2019/11/20 21:56
コンバート
コンバートには、いくつかの意図がある。
チーム事情による編成上の理由もあるし、
守備負担を減らし打撃を生かすという理由
もあったりする。当然に烙印を押される事
で発動されるケースもある。選手が望んで
なのか、望まれてなのか、いずれにせよ、
出場機会を増やすことを目的にしている
ことに違いはない。ポジションは多い程、
起用されやすくなる。侍には外崎選手が
欠かせない存在であろう。マルチな選手
ほど重宝される。成功事例は数多ある。
投手から野手へ石井琢朗。マルチな大和。
梶谷隆幸や筒香嘉智の、内野から外野へ
コンバートは打撃面に期待してのこと。
宮崎敏郎は出場機会を求めてファースト、
セカンドも守ったが、本来のサードに戻り
打撃が開花した、逆のパターンもある。
コンバートとは、その選手の能力を最大限
に生かす為に、そしてチームの為に行われ
るものである。しかし、このチームの為が、
先行されてしまうと、あるいははき違え、
あるいは短期的な焦り、誤った方向性に
よるコンバートでは選手の為にならない。
特に若く実績のない選手に対し、過度な
期待は焦りしか生まない。スター候補生
なのだから、早く一軍で活躍しなさい。
獲りやすいポジションで、レギャラーを
目指しなさい。高卒一年目のオフに、
不甲斐ないシーズンと言わせる土壌が、
そこには見え隠れする。その歳で、結果
を以って全ての評価にはならないはずだ。
19歳が語る「不甲斐ないシーズン」には
違和感しか感じない。そしてコンバート。
他球団の批判はジャイアンを除いては、
しないつもりだ。事情もよく分からず。
だから例えば、森敬斗がショートで台頭
するとしよう。一軍昇格し大和や柴田竜拓
とポジションを争う。でも勝てそうにない
から、他のポジションに移るのか。それで
レギャラーを奪ったと言えるのか。それが
勝負をしなければならない年齢ならば話は
別だが、10代のしかもスター候補生には、
その力を信じるのであればこそ競わせる
べきだろうと思う。例えば大和、柴田竜拓
と森敬斗を同時に起用したいとなれば、
森敬斗が経験のあるセンターで出場するが
多くの意見になると思うが、僕は違う。
僕であれば大和をセンターで起用する。
ソレも森敬斗がレギャラーを脅かす様に
なってから考えるべきことだ。そして、
来たるべき時には、大和がヒョイっと、
外野の練習をすれば良いのだ。ソレが
チームの将来性を考えると最善だと思う。
伊藤裕季也もしかり。セカンドを奪いに
やって来たら、外野は守れないの?
なんて事ではなく、大和がセンター。
その為に僕は、来季構想としてショート
は柴田竜拓、セカンドに大和を思うのだ。
大和はすぐにどこでも出来るのだ。若手
を最大限に伸ばし、チームの将来の為を
思えば、二遊間を若手に競わせるべきで、
倉本寿彦が邪魔をすれば良い。良い構図。
外野も当然に激戦だ。N.ソトが、内野に
追いやられるか、大和が外野へ行くのか。
ショート柴田竜拓に期待しながらセカンド
と外野2ポジションをレギャラー争いの場
とすべきだと思う。レギャラーが確定を
しているのは、N.ソトと宮崎敏郎だけだ
と思っている。あと伊藤光。有力が大和と
柴田竜拓。ファーストが外国人枠だと、
あと2つしかない。問題なければ梶谷隆幸。
あと1つしかない。いやぁ熾烈だ。ここに
真っ直ぐに入り込んでこそ、スターだろ。
コンバートと言えば、宮崎敏郎は久々に
ファーストも考えた方が広がるかもだな。