タンパの筒香嘉智。ヨコハマの神里和毅。

3億だ、2億だ、それ以下だ、という大方の
予想を覆した、筒香嘉智の結ぶメジャー
契約の報を、気持ち良く受け、我が事の様
に嬉しかった。結局は夢を叶えると同時に
年俸の大幅アップも獲た。これがスタート
ラインである事は言うまでもないが、まず
ひとつ、積み上げて来た業績の認められた
事に、おめでとうと言いたいと思う。
しかし、日本野球界を見渡すと、まだまだ
移籍を望む選手が目白押しである事に、
危機感というか、不安を感じる事は否め
ない。つまりは日本プロ野球のレベル低下。
主力選手が次々とメジャーに移籍をすれば、
プロ野球はスターを失いつまらなくなる。
球団は防御策として大型契約や大幅な年俸
アップを提示する。それが今オフの疑問な
契約を増やしているのではないかと思う。
当然に、次々と若手が頭角を現すチャンス
であり、それを掴めば活性化され、むしろ
楽しみは増すのだが、それが叶わぬ時には、
スターの代わりに元スターの輸入に頼る
事も考えられ、現実に他界では行われても
いる施策だ。コレが昨今の野球人口の減少
や、球数制限などの指導問題に繋がる。
そして次なるは外国人枠の拡大が議論され
る事となるのは、他界での現実の路だ。
チーム数を増やすなど論外であり、交流戦
やCSの廃止など、観客増を狙った戦略と
逆行する事も選択は出来ない。より一層の
ファンサービスとターゲット拡大の必要に
迫られる事となる。そんなこんなの危機を
救うと期待されるのが、オリンピックでの
侍ジャパンだろう。ラグビーW杯の影響力
は真新しい実績だ。金メダルがリーグの
活性化に繋がる事は容易に想像が出来る。
求められるのは新たなスターの誕生だ。
五輪の新たなスターとなった選手の所属
する球団は、恩恵を受ける事となる。
開催地はハマスタだ。ハマの国民的スター
が誕生して初めて、増築改修費用が回収
出来るのだ。プレミア12で脚光を浴び、
全国区となったのが周東選手だとしたら、
やはりベイスターズからも野手が躍動を
しなければならない。まさに筒香嘉智の
後を追い看板を背負う選手の誕生である。
幅広くファンを魅了し、国民的スターと
なるには、イケメンも条件として徳をする。
その素質を持ちながら隠し続けるイケメン。
ハマスタのセンターポジションをチーム
でも、オリンピックでも定位置とし誰にも
譲ることなく守り抜け。そろそろ脱げ。
殻を破って揃って飛び立つのだ神里和毅。
ヨコハマの空高く、タンパの空高く。