共同通信杯（2020）

最近、カッコしてトキノミノル記念と表記されなくなった。どうしてだろう。

昨日のクイーンCに出ていたセイウンビーナスの母系10代前に第弐タイランツクヰーンという馬がいるが、トキノミノルを生んだ母である。トキノミノルは10戦10勝、無敗でダービーに勝利したが数日後に破傷風がもとでこの世を去った。10戦中7回がレコード勝ち。現在のグレード制のもとでは、ダービー、皐月賞、朝日杯とGI三勝馬ということになる。種牡馬として仔を残せなかったのは残念である。

さて、今年の共同通信杯は１、２着馬が吉田兄弟率いる社台系の生産馬ではない。出走馬も9頭中3頭のみ。（いずれもノーザンファーム）

血統を見るとやはりサンデーサイレンスの血を引いていない馬は2頭だけと未だにサンデー系は強い。とはいえ、今回の勝ち馬は非サンデー系、英国産で父はニューアプローチ、ノーザンダンサー系である。