2021年福島記念＆エリ女予想（1998年秋G1戦線について）（結果追記）

夫「1998年秋のG1勝ち馬を出してくれ。秋華賞から有馬記念までだ」
私「はいよ」

秋華賞：ファレノプシス（栗東）
天皇賞秋：オフサイドトラップ（美浦）
菊花賞：セイウンスカイ（美浦）
エリザベス女王杯：メジロドーベル（美浦）
マイルチャンピオンシップ：タイキシャトル（美浦）
ジャパンカップ：エルコンドルパサー（美浦）
阪神3歳牝馬ステークス：スティンガー（美浦）
朝日杯3歳ステークス：アドマイヤコジーン（栗東）
スプリンターズステークス：マイネルラヴ（美浦）
有馬記念：グラスワンダー（美浦）

夫「関西馬はファレノプシスとアドマイヤコジーンだけで、他は全て関東馬が勝っているだろ。関西馬の2勝8敗だ」
私「そういえばそうだね」
夫「この頃は関西馬が圧倒的に強かった。それなのに、この年に限って流れが関西馬にとって悪かった。秋天でのサイレンススズカの故障とか、武豊の騎乗停止（アドマイヤベガの新馬戦）もあり、菊花賞でもスペシャルウィークが負けた。関西馬の方が人気が高かったのに、勝つのは関東馬というレースが続いた」
私「それで」
夫「今年はあの年に似ているような気がする。エリザベス女王杯でも人気は関西馬のレイパパレ（C.ルメール）が高いが、このレースも関東馬が勝つような気がする」
私「本命馬は関東馬と？ならアカイトリノムスメ（戸崎圭太）あたり？」
夫「テルツェット（M.デムーロ）だな。ウインキートス（丹内祐次）と迷ったが、テルツェットは米国BCで勝ったラヴズオンリーユーの姪で、デムーロも期するところがあるだろう」
私「ふむ」
夫「対抗はウインキートスな。丹内も騎手人生を賭けて大勝負に出るべきときだし」
私「後は」
夫「ステラリア（松山弘平）とランブリングアレー（吉田隼人）の3枠2頭あたりが同じ勝負服だし怖いな。あとは何頭か押さえておけばいいだろ」

阪神11R　第46回エリザベス女王杯（G1）
◎テルツェット（M.デムーロ）馬連流し
○ウインキートス（丹内祐次）
▲ステラリア（松山弘平）
△レイパパレ（C.ルメール）
△アカイトリノムスメ（戸崎圭太）
△ランブリングアレー（吉田隼人）
△アカイイト（幸英明）


夫「福島記念はアラタ（大野拓弥）だ。有馬記念を目指す馬がこの面子・この斤量で負けてどうする」

福島11R　福島記念（G3）
◎アラタ（大野拓弥）単複

＜15：52追記＞
福島11R　福島記念（G3）晴・良馬場
1着：パンサラッサ（菱田裕二）
2着：ヒュミドール（吉田豊）4馬身
3着：アラタ（大野拓弥）1/2馬身

レース序盤から大逃げに出たパンサラッサがそのまま逃げ切り。
アラタは惜しくも3着。

阪神11R　第46回エリザベス女王杯（G1）晴・良馬場
1着：アカイイト（幸英明）
2着：ステラリア（松山弘平）2馬身
3着：クラヴェル（横山典弘）クビ

レース前はレイパパレ（C.ルメール）とアカイトリノムスメ（戸崎圭太）が単勝3倍台で人気をほぼ分け合っていた。
序盤はシャムロックヒル（団野大成）とロザムール（池添謙一）が馬群を引っ張る展開。
しかし人気上位馬たちが牽制し合う中で直線伸びたのはアカイイトで、場内どよめく中で堂々と完勝した。
3連単339万円余りの波乱の結果となった。
アカイイトは重賞・G1ともに初勝利で、父のキズナに初のG1タイトルをもたらした。

＜17：30追記＞
2重賞で見事撃沈した夫の感想戦。

夫「福島記念のアラタは展開に恵まれなかったから仕方がない。有馬記念で見てみたかったが、このレースで人気落ちしてくれれば中山金杯あたり狙えるな」

夫「エリ女なぁ…競馬は記憶のスポーツというが、そうでもなかったな。変に過去の記憶を思い出すからこうなる。キズナ産駒が狙い目だと思っていたのに、いざとなると買えなかった…」