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1844件のひとこと日記があります。

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2022/01/06 08:00

タイテエムについて

偶然、タイテエム(1969~1994)という名馬の存在を知った。
セントクレスピンの仔タイテエム(鹿毛)は1969年生まれというから、シンザンより8歳下でハイセイコーより1歳上になる。
主な勝ち鞍は1973年天皇賞春。
彼は四白大流星の大柄な鹿毛牡馬だったと伝えられ、その華やかな容姿から「貴公子」と呼ばれたそうだ。

タイテエムを含む1972年クラシック世代は「花の47年組」と呼ばれたと聞く。
とりわけタイテエムランドプリンス(1972年皐月賞馬)ロングエース(1972年東京優駿勝ち馬)イシノヒカル(1972年菊花賞と有馬記念の勝ち馬)と共に四強の一角に数えられた。
タイテエムは1972年クラシック戦線では無冠に終わったが、1973年4月29日天皇賞春で勝ったときに実況は「四白流星タイテエム」「無冠の貴公子に春が訪れます」と称えたとか。

タイテエムは1973年6月3日宝塚記念2着で故障して同年10月に引退し、翌1974年から1992年まで種牡馬活動を行った。
産駒のG1勝ち馬はいないが、重賞勝ち馬は6頭いる(netkeibaデータベース調べ、以下同じ)。
タイテエムが種牡馬活動していた頃は内国産種牡馬不遇の時代だったそうだが、その逆境にあって一定の実績をあげていたと言えよう。
記録が古くて賞金額が分からないので、主な産駒を出来るだけ生年順に並べてみる。

エンペラーエース(鹿毛)
ウエスタンジョージ(鹿毛)
グリーンダッシュ(栗毛)
メイショウキング(鹿毛)
タイアオバ(栗毛)
ピーターホーラー(栗毛)
シンチェスト(栗毛)
コーセイ(栗毛)
インターボイジャー(栗毛)
ウィナーズゴールド(黒鹿毛)
シゲルデッドクロス(鹿毛)

代表産駒はコーセイで、彼女は「抽せん馬の星」として名を成した。
タイテエムは母父としてマイネルレコルト(鹿毛)ホットシークレット(鹿毛)らを輩出した。
四白流星の貴公子タイテエムが隠居先のメイタイ牧場(北海道新冠町)で他界したのは種牡馬引退の2年半後である1994年10月23日、25歳(旧26歳)のときだった。

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  • YOSHIさん

    kannapapaさん
    おはようございます。
    タイテエムはとても綺麗な馬だったそうですね。
    これからというときに故障引退しましたが、長生きした方だと思います。

    2022/01/07 06:30 ブロック

  • kannapapaさん

    こんばんは。
    確か以前に名馬物語で見た覚えがありますよ。
    とても綺麗なお馬さんですね。
    天皇賞(春)を勝って、これからと言う時に引退したのですね。

    2022/01/07 00:17 ブロック

  • YOSHIさん

    東京競馬場の怪人さん
    こんばんは。
    大変興味深い話をありがとうございます。
    最後まで面倒を見て貰って、本当に幸せなお馬さんだったのですね。

    タイテエムは1973年春天で勝つまでは「無冠の貴公子」と呼ばれていたそうです。
    それほど彼の「花の47年組」がハイレベルだったのでしょうね。
    ハイセイコー出現直前ということもあって、当時はさぞかし盛り上がっていたのだろうと思います。

    2022/01/06 19:33 ブロック

  • YOSHIさん

    おるたんさん
    こんばんは。
    大阪でもコロナ感染拡大傾向です。
    今朝、ワグネリアンの訃報を知りました。
    半日経った今でも、脳のどこかが受け付けていません。
    それほどショックです。

    タイテエムは大変華やかな馬体の美しい馬だったと聞いています。
    当時は派手な容姿の馬は走らないと言うジンクスがあり、そのせいもあってかなかなか買い手が付かなかったとか。
    しかし彼は1973年天皇賞春で大輪の花を咲かせました。
    私が生まれる前の話ですが、それほどの歴史的名馬がいたのですよね。

    2022/01/06 19:29 ブロック

  • 東京競馬場の怪人さんがいいね!と言っています。

    2022/01/06 19:22 ブロック

  • 東京競馬場の怪人さん

    こんにちは。
    タイテエムには会ったことがないのですが、初めて一口馬主なるものをやった時の母父がタイテエムでした。当時に、彼が好きで出資した方に話を伺うと、とても美しい馬で、強いのだけれど、中々勝てなくて、無冠の貴公子と呼ばれていたそうですね。

    その彼の孫は栗毛の4足ソックスで、クラブの方曰く、競馬場のどこにいてもすぐにわかりますよ!と言っておられました。
    残念ながら、勝てなくて、さらに最後に骨折をしたのですが、調教師さんが頑張ってくれたんだと思いますが、ある乗馬クラブに引き取ってもらい、最後まで面倒を見てもらいました。そう言う意味では、とても幸せな馬だったと思います。

    すみません。自分の昔話になってしまいました。

    2022/01/06 19:22 ブロック

  • おるたんさん

    いつもありがとうございます(^^)
    寒さは厳しく、コロナも感染拡大してきましたね。。。
    今日はとてもとても悲しいニュースが入ってきてしまいました。
    ずっと喉なりなどと戦いながら頑張ってきた
    ワグネリアンが亡くなってしまいましたね(;_;)
    わたしは、個人的に愛馬ヴィルヘルムの従兄弟で、
    ずっと応援していたので、とても悲しいです。
    JC大敗のあとも調子悪かったのですね。。。
    心からご冥福をお祈りいたします。

    四白流星の貴公子タイテエム、写真見てきましたが
    とてもカッコよく美しいお馬さんでしたね。
    産駒は聞いたことはなかったのですが、日本にかつて
    こんな素敵なお馬がいたこと、教えていただけて
    うれしかったですよ。

    2022/01/06 18:47 ブロック

  • おるたんさんがファイト!と言っています。

    2022/01/06 18:42 ブロック

  • おるたんさんがいいね!と言っています。

    2022/01/06 18:41 ブロック

  • YOSHIさん

    ビスナさん
    おはようございます。
    タイテエムはとても美しい馬だったと聞きました。
    多くの文献でその美しさが記される程ですから、リアルタイムで見たら驚くほど美しかっただろうと想像されます。
    四白流星の馬は今の時代でもなかなかいませんね。

    2022/01/06 08:36 ブロック

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