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2022/03/04 21:58
2018年弥生賞の思い出
私にとって、2018年弥生賞(現:弥生賞ディープインパクト記念)はあらゆる意味で勉強になった。
2018年3月4日
中山11R 弥生賞(G2)晴・良馬場
1着:ダノンプレミアム(川田将雅)
2着:ワグネリアン(福永祐一)1.1/2馬身
3着:ジャンダルム(武豊)1/2馬身
〜〜〜
10着(最下位):ヘヴィータンク(野中悠太郎)勝ち馬から22.9秒遅れ
改めて思い返すと、このレースの出走メンバーは錚々たるものだった。
断トツの1番人気はダノンプレミアム、前年の無敗2歳王者でこのレースでも下馬評が高かった。
2番人気はワグネリアン、これまでのレース内容の良さからこの馬も評価が高かった。
3番人気はオブセッション(C.ルメール)、前走(2017年12月2日シクラメン賞)4馬身差圧勝で評価を急上昇させていたと記憶している。
4番人気はジャンダルム、G1牝馬ビリーヴを母に持つ良血馬として知られていた。
レースはダノンプレミアムが好位追走(2番手)から直線入り口で先頭に立って、他馬を寄せ付けない完勝を収めた。
高い人気と下馬評に応える素晴らしい走りだった。
ここで、出走メンバー唯一の未出走馬だったヘヴィータンクのことにも触れておかねばなるまい。
彼の出走は、当時のルール上可能だったとは言え、当時でも多くの競馬客の間で驚きを持って迎えられていた。
私「戦績まっさらの未出走馬が重賞に出ているよ」
夫「ルール上は可能だ」(*当時)
私「しかも10頭中9番人気って…断トツの最低人気だと思ってたよ」
夫「どれほど変な馬が出走しても、何らかの『意味』を見出すのが競馬客というものだ。そのヘヴィータンクとかいう馬が森秀行厩舎の『秘密兵器』で、ひょっとすると激走するかも知れない…その僅かな可能性に賭ける人々もいるんだ」
私「そんなもんかな?」
夫「そんなもんだよ。例え1頭だけ驢馬が出走していたとしても、そこに意味を探る穴党がいる限りは人気が出るんだ」
彼のレース結果は、周知の通り最下位。
レース映像を見て、G1馬と未勝利馬では同年齢でもこれほどの大差がつくのだなぁと驚嘆したものだった。
ヘヴィータンクはこの1戦限りで引退し、乗馬になったと聞いた。
写真は桃の花と思われる。
散歩道で見かけた。
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YOSHIさん
おるたんさん
こんにちは。
まだまだ寒いと思っていましたが、春の気配も見られるようになりましたね。
野中悠太郎騎手はあの弥生賞の直後からアイルランドに留学しましたね。 -
おるたんさん
梅綺麗ですね。
ヘヴィータンクは、騎手人気もあったかもですね。(^^; -
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YOSHIさん
五間梯子さん
こんばんは。
いえいえ、レンズの掃除をしたぐらいしか変更点はありません。
カメラワークはまだまだ勉強中です。
ヘヴィータンクの弥生賞出走は競馬界に足跡を残しましたね。
勝ち馬ダノンプレミアムよりも、ある意味話題になりましたしね。 -
五間梯子さん
カメラ、というかスマホ変わりました?
とっても綺麗に取れてますね。
旦那さんのその解説いいですねぇ〜♪
その僅かな可能性の、飽きるほどの積み重ねの末に出てくる、
そんな穴馬がいる。
だからこそ、穴党は永遠に不滅なのだと思ってます(笑)
ヘヴィータンクの大差での敗戦は、やがて誰かが開けた大穴の布石になっていったのですから♪ -
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