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1846件のひとこと日記があります。

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2022/03/10 07:40

サンデーサイレンス前夜の話

後の大種牡馬サンデーサイレンスが来日したのは1990年10月、種牡馬活動を始めたのは翌1991年からだった。
1989年米国二冠馬の来日に、当時の馬産地ではかなり注目されていたと聞いた。

翻って、一般の競馬ファンの空気はどうだっただろうか?
競馬観戦歴約30年の夫に質問してみた。

夫「サンデーサイレンスが日本で種牡馬入りしたのが1991年か。うーん、憶えてないな」
私「そんなものなんだ」
夫「そんなもんだよ。1991年にオグリキャップが華々しく種牡馬になって、翌1992年に初仔オグリワンが生まれたときは一般向けニュースでも話題になるほど騒がれた」
私「そうだったらしいね」
夫「当時は大種牡馬ノーザンテーストが晩年で、ほぼリアルシャダイの時代になっていた。そのときはリアルシャダイの天下が来たと思っていたんだがな」
私「ふむ」
夫「その後(1992~1993年頃)脚光を浴びたのがトニービンだった」
私「トニービンは1994年のリーディングヤイアーだね」
夫「トニービンからは初年度産駒からベガサクラチトセオーそしてウイニングチケットらが出て、競馬ファンを驚かせたからな」
私「その後にサンデーサイレンス旋風が来たわけね」
夫「そうだな。SS産駒がデビューし始めた1994年はナリタブライアンの三冠で競馬が沸いた年だ。その一方で、1994年夏からSS産駒の新馬戦での勝ち上がり率の異常な高さに多くの競馬客は驚いた。同年秋頃にフジキセキが現れた頃には、既にSSの凄さは広く知れ渡っていたな」

こうして、サンデーサイレンスは日本競馬界を根底から変えたのだった。

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  • ディープインパクトさんがいいね!と言っています。

    2022/03/16 00:16 ブロック

  • YOSHIさん

    おるたんさん
    おはようございます。
    私も競馬を見始めたときはサンデーサイレンスの仔や孫たちが大活躍していて、それが普通だと思っていました。
    1991年に彼が割とひっそりと種牡馬活動を始めた頃には、おそらく想像できた競馬ファンは多くなかったと思います。

    2022/03/11 08:30 ブロック

  • YOSHIさん

    kannapapaさん
    おはようございます。
    サンデーサイレンスは初年度産駒から結果を出して、凄い種牡馬だなと思いました。
    彼は日本競馬史を一変させましたね。

    2022/03/11 08:27 ブロック

  • おるたんさん

    こんばんは(^^)
    私が競馬をはじめた10年前は、サンデーの孫たち
    だらけでした。
    ご主人のお話をお伺いして、それ以前と激変したのだなあと
    とても勉強になりました。

    2022/03/11 01:07 ブロック

  • おるたんさんがいいね!と言っています。

    2022/03/11 01:02 ブロック

  • kannapapaさん

    こんばんは。
    たった2年(2世代のみ)でリーディングになるなんて考えられないですよね。
    こんな馬は2度と出てこないと思います。(未来は分かりませんけど)

    2022/03/10 23:51 ブロック

  • YOSHIさん

    東京競馬場の怪人さん
    こんばんは。
    サンデーサイレンスは母方の血統が地味だったそうですね。
    現役時代でのイージーゴアとの名勝負は有名ですが、何もかもが対照的だったと聞いています。
    イージーゴアは長生きしなかったんですよね。
    本当に何がどうなるか分かりませんね。

    サンデーサイレンスが成功してからは、日本競馬の景色も大きく変わったんでしょうね。
    凄いことだと思います。

    2022/03/10 20:02 ブロック

  • Mr.flehmenさんがいいね!と言っています。

    2022/03/10 19:58 ブロック

  • 東京競馬場の怪人さんがいいね!と言っています。

    2022/03/10 19:45 ブロック

  • 東京競馬場の怪人さん

    こんばんは。
    サンデーサイレンスが輸入された時に、アメリカのオグリキャップと例えた人がいました。血統背景が良くなかったようです。アメリカは、種牡馬として血統背景の良いイージーゴアを選んだんですよね。

    当時の日本は、良い競走馬を買って種牡馬にしても、成績が出ないので、日本は種牡馬の墓場と言われていました。今では当たり前ですが、サンデーサイレンス以降の大きな変化は、海外のバイヤーが日本馬を買いに来るようになったことですね。

    社台の吉田一族が、共有オーナーだった縁で、サンデーサイレンスが日本に来ましたが、歴史が大きく動いた実感をしましたよ。

    2022/03/10 19:45 ブロック

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