2020年安田記念の思い出

女王アーモンドアイ敗れる！

2020年6月7日
東京11R　第70回安田記念（G1）晴・稍重馬場
1着：グランアレグリア（池添謙一）
2着：アーモンドアイ（C.ルメール）2.1/2馬身
3着：インディチャンプ（福永祐一）1/2馬身

このレースは、アーモンドアイの8冠がかかる注目のレースだった。

実際、単勝1.3倍の圧倒的1番人気は彼女だった。

序盤ハナを取って馬群を引っ張ったのはダノンスマッシュ（三浦皇成）だった。

アーモンドアイはスタートで出遅れて後手に回った。

中団追走していたグランアレグリアが残り約400メートルでダノンスマッシュを外から躱すと、上がり最速の豪脚を伸ばして他馬を引き離した。

アーモンドアイの追撃も及ばなかった。

このレース中、他馬の蹴り上げた芝の塊が池添謙一騎手の顔面を直撃し、脳震盪を起こしかけるという事態になっていたと聞いた。

それがこのレースの激しさを物語っていた。

後のマイル女王グランアレグリアが、一躍スターダムに駆け上がった瞬間だったと言えよう。


私「グランアレグリアに単勝12倍も付いていたなんて、今思えば驚きだね」

夫「前走（2020年3月29日高松宮記念2着）敗けていたからな。それ以前も、成績と走りが不安定だったし。グランアレグリアの素質の高さは誰もが認めていたが、まさかあのアーモンドアイに勝つなんて予想した奴は流石に少なかったな」