1849件のひとこと日記があります。
2023/03/21 10:11
項羽の愛馬は芦毛
古代中国は戦車戦と騎馬戦が主で、軍馬が多く駆り出されたことだろう。
そして『史記』にも名馬が登場する。
項羽(紀元前232年~紀元前202年)は「騅(すい)」という駿馬に乗っていた。
史記本文にはこう記されている。
項王(項羽)則ち夜起ちて帳中に飲す。
美人あり、名は虞。
常に幸せられて従ふ。
駿馬あり、名は騅。
常に之に騎す。
(『史記』項羽本紀より)
「騅」という漢字は、元々は芦毛馬を指す。
音読みは「すい」、訓読みでも「あしげ」と読む。
具体的には「黒や茶などの毛の混じった白馬」のこと。
だから、項羽の愛馬は芦毛で間違いないだろう。
項羽は銀色の甲冑を着けていたらしいから、白づくめの出で立ちは大勢の中でもさぞ目立ったに違いない。
写真はフリー素材より、芥子の花。
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YOSHIさん
おるたんさん
おはようございます。
この時期は朝夕になると寒いですね。
この時期の寒さは「花冷え」ですね。
項羽(本名は項籍で、「羽」は字)と言う人は、多分美意識の高い人だったのでしょうね。
家柄も良く、長身の美丈夫だったらしいので、さぞかし目立ったことでしょう。 -
YOSHIさん
kannapapaさん
おはようございます。
古今東西を問わず、馬と人は密接な繋がりを持っていましたね。
馬文化の継承は、人類の財産だと思うのです。 -
YOSHIさん
アヴェノチャンスさん
おはようございます。
古代中国から馬と人は密接な関係があり、『史記』や『韓非子』などにも馬にまつわる話が多数あります。
項羽と言えば虞美人と騅、トレードマークのようなものですね。 -
おるたんさん
こんばんは(^^)
いつもありがとうございます。
こちらも昼間は大分暖かくなってきましたが
やはり夜になると寒いです(^^;
項羽の愛馬は「騅」と言う葦毛馬だったんですね。
白でキメてたんですね。 -
おるたんさんがいいね!と言っています。
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kannapapaさんがいいね!と言っています。
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こんばんは。
古代中国には馬のことがよく書かれている様で人馬一体感を感じます。
ひなげしにはその様な意味があったのですね。
アヴェノチャンスさんのコメントにも勉強になりました。 -
アヴェノチャンスさんがいいね!と言っています。
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アヴェノチャンスさん
こんばんは!中国戦国時代の項羽の愛人といえば、虞美人。虞美人草と言えば「ひなげし」のこと。今日の写真と日記、きれいに纏めましたね