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2023/08/15 02:55
前田長吉騎手の話をしよう(2023年8月15日雑記)
今日は終戦記念日。
戦争は幾多の名馬名人を悲劇に巻き込んだ。
前田長吉(1923~1946)さんは稀代の名牝クリフジ(1940~1964)の主戦騎手として知られる。
彼は見習い騎手としてクリフジと組み、20歳3か月の若さで1943年東京優駿・阪神優駿牝馬(オークス)・京都農林省賞典四歳呼馬(菊花賞)の変則三冠を成し遂げた。
彼のダービー制覇は日本競馬史上最年少記録であり、今後も破られないだろう。
前田さんは翌1944年でもヤマイワイと組んで中山四歳牝馬特別(桜花賞)を制するなど数々の実績を積んだ後に、同年9月30日に見習いから正規の騎手になった。
しかし同年10月14日に陸軍に召集されて旧満州に出征した。
従って前田さんは、正規の騎手としては1度も騎乗できなかった。
戦後彼は旧ソ連の捕虜となり、シベリア抑留で命を落とした。
僅か23歳の若さだった。
彼の遺骨は長期間行方不明だったが、2000年にシベリアで発見されて2006年に身元が特定され、死後60年にしてようやく故郷青森県八戸市に戻ったのだった。
前田さんは、もし戦争がなかったとすれば日本競馬史に残る大騎手になっていたかも知れないと、当時を知る競馬関係者が口を揃えていたと聞く。
しかし前田さんに関する記録は戦禍によって多く散逸し、彼の人物像は今も謎に包まれたままだ。
時代に恵まれず戦争によって消された才能は、きっと数え切れないほど多かったに違いない。
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YOSHIさん
おるたんさん
おはようございます。
アイスジェイド号の進退が明日までに分かるのですね。
何とかキャリアが続きますように願います。
戦争は幾多の名馬名人を不幸にしました。
そのような悲劇を繰り返さないようにしなければなりますまい。 -
YOSHIさん
kannapapaさん
おはようございます。
戦禍によって惜しい才能が花を咲かせることなく散ったのは残念の一言です。
前田さんの名はクリフジと共に今後も残さないといけないと思いました。
戦争は全てを不幸にしますよね。
平和な世の中が続くよう、これからも努力したいものです。 -
おるたんさん
いつもありがとうございます。
アイスジェイドの進退が明日までには分かると
思うと心配でいてもたってもいられません(;_;)
祈るしかできません。
前田さん、違う時代に生れていたならと
不憫でなりませんね。 -
こんばんは。
凄い天才騎手がいたものですね。
なんとも勿体ない話です。
戦争が残念でなりません。
現在も世界では各地で戦争が行われてますが平和な世の中になることを希望します。 -
YOSHIさん
五間梯子さん
こんばんは。
同感ですね。
前田さんは特に小柄で、徴兵検査でも丙種合格だったらしいのですが、そういう人でも戦地に送られるのは余程戦況が悪かったのでしょうね。
その彼が悲惨な戦場でどのような思いで最期を迎えたのか、想像を絶します。 -
五間梯子さん
騎手ですから、小柄ゆえ戦闘員としての徴兵はされてないでしょうが、それでも多くの兵士の死とともに、軍馬の死をどのような気持ちで見ていたかと思うと余計に切ないですね。平和ボケしている僕にはとうてい解るはずもないのでしょうが。
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YOSHIさん
Mr.flehmenさん
こんにちは。
前田さんは世が世ならレジェンド騎手になっていたかも知れないと、同時代人が口を揃える程の名手だったとか。
その彼が愛馬たちと引き離され、独り異郷の地で非業の最期を遂げたのは悲しいことです。
戦争は全ての生き物を不幸にしますが、そういう悲劇を繰り返さないように不断の努力をしないといけないなと思います。 -
死後60年経ってようやく日本に戻ってこれたのですね。ご苦労様でした。
戦争は多くの未来を奪いますね。改めて、そういう悲劇を繰り返さないよう全人類で考えないといけませんね。 -
YOSHIさん
アヴェノチャンスさん
こんにちは。
戦争は全ての人を不幸にしますよね。
このような凶事を繰り返さないように、私たちで出来るであろうことを少しずつ努力しなければなりますまい。 -
アヴェノチャンスさん
クリフジと前田さんの逸話は、以前どこかのテレビで特集が組まれていた時に知りました。
昨日のカイソウをはじめとした悲劇の軍馬や、硫黄島で戦死されたバロン西の話しなど聞くにつけ、二度とこのような不幸な出来事を繰り返してはいけませんね。