スティンガーの豪脚（2000年京王杯スプリングカップ）

夫「スティンガーは僕が割と好きな馬だった。とても強い牝馬だったし、馬券的にも何度かお世話になった。とにかく騙されたと思って2000年京王杯スプリングCの動画を探してみてくれ」

私「G1じゃないよね」

夫「G1馬が何頭も出走した、スーパーG2と言われる程の豪華メンバーだったんだ。グラスワンダーやウメノファイバー、ブラックホーク、キングヘイローらも出ていたからな。ド本命はグラスワンダーだった」

私「スティンガーは単勝11倍の5番人気だったんだね」

夫「美味しい馬券だった」

動画「2000年京王杯スプリングカップ」Youtube個人ユーザー
https://www.youtube.com/watch?v=HMl4IqkGZDg

2000年5月14日
東京11R　第45回京王杯スプリングカップ（G2）曇・良馬場
1着：スティンガー（武豊）
2着：ブラックホーク（横山典弘）1.3/4馬身
3着：タイキブライドル（岡部幸雄）首
〜〜〜
9着：グラスワンダー（的場均）

夫「ピンクの帽子17番に注目」

レース序盤はエイシンルーデンス（本田優）の逃げで始まった。

大外枠（8枠17番）からほぼ最後方待機だったスティンガー（武豊）は、直線に入ると外側から一気の豪脚で馬群を飲み込み爽快に差し切った。

何という鮮やかな差し脚！

夫「他にも、ラストランになった2002年高松宮記念（3着）でも、初の1200でしかも逃げ馬有利だったのに、最後方から追い込んでいたのが凄かった」

その彼女もつい先日、天国へ旅立った。

安らかに。