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2023/12/08 07:36
ウインドインハーヘアの偉大さ(2023年12月8日雑感)
実家の母と電話したときの緩い会話。
私「ノーザンホースパークにウインドインハーヘアというアイルランド出身の牝馬がいる。今年32歳、人間換算で90歳ぐらい」
母「それは凄い長生きだね。それでその馬は何をしたの?」
私「日本競馬史に残る名繁殖牝馬。ディープインパクトらのお母さん」
母「えっ、そうなの!?ディープインパクトの母とは、凄い息子を生んだんだね」
私「そしてキズナ・キタサンブラック・ラヴズオンリーユー・コントレイルらの祖母で、レイデオロやイクイノックスらの曾祖母」(*母が分かりやすいように、便宜上そう表現した)
母「それは凄い!名馬たちの祖先になったのね」
私「ウインドインハーヘアは亡きエリザベス2世英国女王の生産所有馬だったハイクレアの孫」
母「なるほど、由緒正しい血統なのね」
私「極め付けは4歳だった1995年、妊娠中の身でドイツのG1レースを勝ったんだよ」
母「……は?妊娠中?」
私「そう、妊娠中」
母「妊婦をレースに出したの?非常識だね。流産したらどうするの?酷い陣営だね」
偉大なる名牝は、若い頃から凄いエピソードを持っていた。
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YOSHIさん
kannapapaさん
母が死産したのは私の兄になる筈の子供でした。
不妊治療の末の死産だったので、今も母は悲しみを引き摺っているようです。
ブラックタイドに関して、楽しそうな思い出があったのですね。
ブラックタイドは潜在能力の高さからもう少し勝ててたと言われていますが、姉レディブロンドや弟ディープインパクトよりはるかに長生きしているのですよね。 -
YOSHIさん
アヴェノチャンスさん
ウインドインハーヘアの妊婦G1勝ちは今も語り草ですね。
日本ではまず考えられないですね。
このとき彼女が勝利したアラルポカル(バイエルン大賞の前身レース)には、あの名馬モンズーン(6着でした)も出ていたというのですから驚きです。 -
おるたんさんがいいね!と言っています。
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こんばんは。
お母様は死産を経験されていたのですね。
そういう意味では深いお言葉ですね。
ブラックタイドの思い出で追加があります。
2戦目のラジオたんぱ杯2歳Sは断然の人気でしたが4着に敗れました。
もし、勝利していれば武豊騎手の初の年間200勝目のメモリアル勝利でした。
結局、200勝目は次の日(その年の最終日)に勝利して達成しましたが
私はそのレースを(単勝馬券を握りしめ)生観戦したのを覚えています。 -
アヴェノチャンスさん
こんばんは!
ウインドインハーヘアの妊娠中にレース出走のエピソード、
事実として知っていましたが、それ以上は深く掘り下げて調べたことは
ありません。それにしても、日本では考えられない事だと思いますが、
海外では、う〜ん、そんなことって「あり」なんですね -
秦キュン☆さんがいいね!と言っています。
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YOSHIさん
kannapapaさん
こんにちは。
ウインドインハーヘアの偉大さは私が今更語るまでもないですね。
彼女の日本競馬界への貢献は計り知れません。
妊婦G1馬と言うのも凄いですよね。
(*うちの母が「妊娠中」にやたら引っかかったのは、母が一度死産を経験したからだと思います)
ディープインパクトの新馬戦でも「ブラックタイドの全弟なので少しは期待できそう」と言われていたと聞きました。
ブラックタイドは夫が言うには「誰が見ても立派な馬」だったそうですね。
彼は「ディープインパクトの全兄」であり、今や「キタサンブラックの父」で「イクイノックスの祖父」となりましたね。
言わば代替種牡馬扱いだったのに、サイアーラインが続いているのも凄い話です。 -
kannapapaさんがいいね!と言っています。
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おはようございます。
確かにすごいですね。
ただ、ブラックタイドはディープインパクトの活躍が無かったら
種牡馬になっていなかったと思います。G1未勝利ですからね。
そう考えると世界No.1 イクイノックスの誕生はディープインパクトの活躍と
ブラックタイドを種牡馬にするという判断によるものも大きかったと思います。
ブラックタイドも新馬を勝利した時点ではディープと同じ位評判が高かったと記憶してますのでそれもあると思います。
それにしても凄い血統ですね。