1844件のひとこと日記があります。
2024/01/26 08:45
ワカタカの話
1932年の第一回東京優駿大競走(日本ダービー)勝ち馬はワカタカ(1929~1945)というサラ系だった。
彼は幼名(血統名)を「朝信」といい、3代母(曾祖母)に「日本最初の名牝」ミラを持つ血統だった。
トウルヌソルの仔ワカタカ(栗毛)は生涯戦績21戦12勝(2着5回)、1933年12月3日優勝戦1着を最後に輝かしい競走生活を終え、翌1934年から1943年まで日高種馬牧場で種牡馬活動を行っていた。
第1回東京優駿大競走では雨の不良馬場にも拘らず、2着オオツカヤマに4馬身差をつける逃げ切り勝ちだったという。
しかし種牡馬としてのワカタカは母方のサラ系血統が災いして繁殖牝馬が集まらず、お嫁さんの殆どが軍馬(中間種)かアラブ系だったとか。
1943年に種牡馬引退(廃用)したワカタカは静内農学校(現在の北海道静内高等学校)の乗馬として平穏な余生を過ごし、1945年3月10日に慢性肺気腫により16歳(旧17歳)の生涯を閉じた。
ワカタカの血は1980年代までアラブ競走馬を中心に残っていたようだが、現在その血は完全に途絶えてしまったと思われる。
東京優駿(日本ダービー)は当時も今も日本最高級の種牡馬選定レースであるが、初代ダービー馬が種牡馬として大成しなかったのは皮肉としか言いようがない。
-
YOSHIさん
おるたんさん
こんにちは。
中継を見ていました。
フルレゾン号の放馬からの競走除外は心配していました。
故障が無ければいいですね。
>ワカタカというとお相撲さんを思い出しました。
実は私も最初はそうでした(^_^;)
初代日本ダービー馬がサラブレッドでないサラ系と言うのは興味深いですね。
サラ系ダービー馬には他には第13回カイソウと第38回ヒカルイマイが挙げられます。
ヒカルイマイはワカタカと同牝系ですが、カイソウは母系に中間種の血を引いておりこれも興味深いなと思いました。 -
おるたんさん
こんにちは。
いつもありがとうございます。
愛馬のフルレゾンが放馬してしまい、とても心配しました。
今のところ故障は見つかっていないようです。
ワカタカの貴重なお話ありがとうございます。
ワカタカと言うとお相撲さんを思い出しました。 -
YOSHIさん
お主何者2さん
こんばんは。
日本近代競馬の歴史は誠に奥深いですね。
思えば日本近代競馬の黎明は、幕末の黒船来航からの開国にまで遡ることが出来ますね。 -
お主何者2さん
お疲れ様です
何時もありがとうございます
私がケイバ覚えた頃はアラブのレースも重賞もありました,,44年前にw
更に、、40年、50年前からケイバあるのも歴史がw
ハナタレ小僧の61才おじさんもアラブもミスターシービーもシンボリルドルフも知ってても井の中の蛙自分の狭い世界でwハイセイコーくらいが小学生コロコロw半ぶんでも携わることが出来てる事に感謝ですね -
YOSHIさん
kannapapaさん
こんにちは。
ワカタカは記念すべき第1回ダービー馬でしたね。
アラブ競走が今も残っていれば、もう少し長くその血筋が残っていたかも知れないですね。
日本ダービーも今年で91回目(戦中の中断期含む)ですか。
凄い伝統ですね。 -
kannapapaさんがいいね!と言っています。
-
こんにちは。
ワカタカは第1回ダービー馬という事で私も聞いたことがあります。
1929年生まれということは生を受けてから95年経つということなんですね。
日本ダービー伝統がありますね。