1976件のひとこと日記があります。
2024/06/12 07:53
倭寇と馬(2024年6月12日雑記)
隣県の公立病院に半入院している母は、待合室でたまたま隣り合わせた外国人患者と長話していたらしい。
母「…で、私は日本史の授業で倭寇なんか詳細に習わなかったと言ったら、その人から『信じられない』という顔をされてね」
私(病院まで行って何の話をしてるんだ…)「倭寇のおおまかな説明ぐらいは習ったよね?」
母「そりゃあね」
私「それなら話は早い。倭寇は普段は半島または大陸沿岸部相手に海洋密貿易を行っていた中小業者だったんだけど、交渉が決裂すると海賊と化した。特に大陸の明王朝は倭寇に苦しめられることが多くて、ある有名な中国史本では『明は北虜南倭によって滅んだ』とまで言われる程だったんだ」
*北虜:モンゴル人
*南倭:倭寇
母「いいじゃん」
私「何で」
母「日本も諸外国にやられっ放しじゃなかったってことだよね。気持ちいい話だね」
私「そんな単純な話じゃないんだけどね。さっき倭寇は中小の密貿易商だったと言ったけど、れっきとした武装集団でもあって、船団だけでなく本格的な騎馬隊までいたらしい」
母「ちょっと待て。何故そこで馬が登場する?」
私「そりゃ、上陸して陸上戦をするための機動力だっただろうよ。当時の倭寇の拠点の一つがあった済州島は、馬の一大産地だったからね」
母「ほほう、詳しく学べばきっと面白そうだねぇ」
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YOSHIさん
アヴェノチャンスさん
おはようございます。
うちの母も心臓病棟まで行ってて一体何の話をしているのやら(^_^;)
日本史では元寇は割と詳細に学びますが、倭寇は通り一遍の印象を受けました。
母の若い頃は倭寇の全容についてまだ研究が進んでいなかったというのもあったと思われますし。
歴史、特に日本史は日本人のルーツにも関わるので、しっかり学んでいかなければと思います。 -
アヴェノチャンスさん
こんばんは!
「倭寇」なる言葉、久し振りに目にしました。
こちら北部九州地方では、鎌倉時代に2度に渡って当時の大陸国家から攻撃を受けた「元寇」の遺跡が少なからずあります。日本人は元寇のことは知っていても、倭寇のことはよく知らない。大陸国家の方々は、その逆だとも思われます。
「歴史を知って歴史に学べ」お互いにとって負の出来事(遺産)でも、そこはしっかりと教科書で教えていただきたいとも、思いました。 -
YOSHIさん
おるたんさん
こんばんは。
夫曰く、岡田総帥は1993年当時のSSを視界に入れていなかったのは周知だそうで。
後年、SSが大成功した後はべた褒めでしたけどね。
本当に馬産は難しいのですね。
母が長話したのはどうやら中国の人みたいでした。
大陸や半島では歴史の授業で倭寇について詳細に習うとか。
済州島には牧場だけでなく競馬場もありますね。
韓国在来種(ポニー)の保存繁殖もしているそうですね。 -
おるたんさん
こんばんは。
こちらこそいつもありがとうございます。
サンデーサイレンスのことも詳しく教えて下さって、
なるほどなと勉強になりました。
身体の薄い、気性難な馬を日本に連れてきた方は
見る目があったんですね。そう言う馬なら超高額では
なかったでしょうし。。。
公立病院でお母様がお話した方は中国人だったのでしょうか。
欧米人でも倭寇のこと詳しいのかな?
倭寇、明王朝を苦しめたとは、凄い力をもっていたんですね。
済州島には今も牧場ありますよね。
有名な活躍馬もいたかと思います。 -
おるたんさんがいいね!と言っています。
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YOSHIさん
お主何者2さん
こんにちは。
母の減らず口は相変わらずです(^_^;) -
お主何者2さん
おはようございます
相変わらずお母さんの乗りツッコみ炸裂デスね
元気そうでなりよりです!?