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2024/07/01 10:45
歴史劇の馬(2024年7月1日雑感)
ある日の深夜、中国歴史劇ドラマをみていたときのこと。
騎馬武者同士の一騎討ちのシーンで、激しい斬り合いによって双方の馬が派手に倒れたのだ。
私は見ていられず、思わず呻き声をあげた。
夫「いきなり悲鳴を上げて、何があった?」
私「馬が…」
夫「アホだな。どう見てもCGじゃないか」
私「え」
夫「昭和じゃあるまいし、こんな大掛かりな戦闘シーンが実写で撮れる訳がないだろ。人員や金が幾らあっても足りないぞ」
私「言われてみれば」
夫「まして技術発展の著しい中国で、質の高いCGが作れない訳がない」
私「ホッとした。撮影のために殺傷される馬なんていなかったんだ!」
夫「そんなこと考えてたのか」
私「昔から国内外の歴史劇が好きで、大規模な合戦シーンは血沸き肉躍ったものだった。でも競馬を見るようになってからは、怖くて見れなくなった」
夫「そんなもんかね。君の好きな歌劇では、馬が出てくる演目もあるだろ」
私「確かに、馬が出てくる歌劇は『ニーベルングの指輪』『ドン・キショット(ドン・キホーテ)』など皆無ではないぞ。でも実際の演出では馬を出さないか、出してもハリボテかCGだ」
夫「それ見ろ、そんなもんだ」
*写真はイメージ。
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YOSHIさん
おるたんさん
おはようございます。
今や映画もアニメもCGは不可欠になりましたね。
黒澤明監督は晩年まで実際の馬を使って時代劇映画を撮っており(「乱」など)、馬が思い通りに動かずに苦労したと聞いています。
そりゃそうだろうと思いました。
私が住んでいる大阪郊外でも馬肉料理店があり、熊本直送の馬肉がどうのこうのと宣伝しています。
人間用の馬肉料理にサラブレッドが使われることはないと聞いていますが、見てて何だかやり切れません。 -
YOSHIさん
アヴェノチャンスさん
おはようございます。
有史以来、馬が戦争で犠牲になるのはやり切れませんね。
平和な世の中を祈らずにはおれません。
昨年の戦国大河のしょぼいCGは放送当時から話題になっていましたね。
日本のCG制作現場は劣悪と聞いていますが、それにしてももう少し何とかならなかったのかと思ってしまいました。 -
おるたんさん
こんばんは。
いつもありがとうございます。
最近はほとんどCGでしょうか。
ちょっと調べたところ「スターウォーズ新三部作
『エピソード2/クローンの攻撃』(2002年)において
長編映画では史上初めて完全デジタル撮影を行った。
その後、映画界では撮影機材のデジタル化が急速化し、
映画の歴史に一つの転換期をもたらすことになった。」
これはアメリカハリウッドの話ですが、おそらく世界的に
その頃からCGが一般的になっていったのでは?と
思います。
それ以前は、実際の馬を使って撮影していたのでしょうね。
話は変わりますが、数年前から家のすぐとなりの建物に
馬肉屋さんができました。大きく「馬肉」と言う看板が
立っていて、それを見る度になんとも切ないやり切れない
気持ちになってしまいます。(競馬やるようになってから)
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アヴェノチャンスさん
こんばんは!
古今東西、馬が兵器として登場した時から、悲劇的な末路をたどった歴史上の事実は消しようがありません。日本では、戦後80年近くが経ちました。中国の故事にあるように「帰馬放牛」
の世の中が続くことを願ってやみません。
ここからは、ドラマの話です。
昨年の大河ドラマでの馬CGは、迫力に欠けている
ように感じました。少し前までは、演技が上手で利口な馬がいて、色んな映画やテレビドラマに出演していたそうです -
YOSHIさん
ウイズダムさん
こんばんは。
馬の殺傷シーンはCGだと分かっていても見てて辛いものがあります。
2021年に韓流時代劇「太宗イ・バンウォン」で落馬シーンを撮影するために元競走馬をわざわざ殺した事件が物議を呼び、2024年1月に制作スタッフが罰金刑の有罪判決を受けました。
あんなことは二度とあってはいけないと思います。
今やほとんどがCGなどでしょうけど、見てて快いものではありません。 -
ウイズダムさん
こんばんは。
わかります。
私も競馬を見るようになってから、戦場で馬が犠牲になるのを見てショックでした。
まともに見れなくて辛いです。
テレビや映画なので実際には違うのでしょうが…