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2024/12/11 08:51
ダイナナホウシュウの謎(2024年12月11日雑記)
今日は小ネタ。
「褐色の弾丸列車」ダイナナホウシュウ(鹿毛:1951~1974)は1954年二冠馬(皐月賞・菊花賞)であり、約380キロ(異説あり)の小柄な馬体でありながら終戦直後の日本競馬界を牽引した名馬の1頭だった。
シーマーの仔ダイナナホウシュウは生涯戦績29戦23勝、1956年12月23日中山グランプリ(現:有馬記念)11着(ブービー)を最後に競走生活を終え、翌1957年から1966年まで日本中央競馬会(現:JRA)で種牡馬活動を行った。
種牡馬引退後、彼は日高育成牧場の乗馬、札幌の大学馬術部などを経て、大津農業高等学校(現:熊本県立翔陽高校)に寄贈されて同地で23歳(旧24歳)の生涯を閉じたと言われている。
そのダイナナホウシュウだが、1984年にJRA顕彰馬制度が発足したときに候補になったものの、ある選考委員の「馬品に欠ける」という一言で顕彰馬に選ばれなかったのだった。
私「『馬品』って何なんだ」
夫「まぁ落ち着け」
私「誰もが資格十分だと認めていたんだぞ。それなのに」
夫「メロディーレーン並みの馬格だったんだろ?それじゃ仕方がない」
私「え」
夫「元々、顕彰馬は野球の『殿堂入り』に相当するんだろ?なら、全ての野球人が殿堂入りに憧れて頑張るように、顕彰馬もそのような存在であるべきだ。つまり、馬産地全体の手本となる馬だな」
私「それで」
夫「馬産地や育成牧場の関係者に対して、ダイナナホウシュウのような小馬を手本に競走馬を生産しろと言えるか?言えないだろ。ナリタブライアンやディープインパクトあたりを手本には出来ても、ダイナナホウシュウでは手本にならんぞ」
それにしても、言い方というものがあるだろうに。
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YOSHIさん
特命さん
おはようございます。
ダイナナホウシュウの実績があれば顕彰されるに値すると、多くの競馬ファンが考えていたと聞いています。
顕彰馬にはこの手の揉め事が多いですね。
アメリカ競馬の殿堂には、マンノウォーやセクレタリアトなどの錚々たる名馬が多く名を連ねていますね。
近年だとアメリカンファラオとか。 -
特命さん
YOSHIさん
こんばんわ
一生に一度しか出走出来ない「皐月賞」と「菊花賞」を勝ったんだから立派だと思いました★彡
馬体重で決めたら不公平に感じましたm(._.)m
海外には顕彰馬じゃなく、競走馬にも殿堂入りが在ります★彡 -
特命さんがファイト!と言っています。
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YOSHIさん
kannapapaさん
こんばんは。
本当にヒドイ言い方もあったものだなと思います。
今では考えられないですね。 -
kannapapaさんがいいね!と言っています。
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こんばんは。
いつの時代でも選考委員による決定は問題が生じますね。
「馬品に欠ける」は今発言すると炎上しそうですね。
江川さんの沢村賞落選時(1981年)の「沢村賞の人格に値しない」を思い出しました。 -
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