アドマイヤグルーヴ（2025年1月14日雑感）

私「名牝の初仔は過剰に期待されがちだよね。走るとは限らないのに」

夫「ダイワレーヌ（ダイワスカーレットの2010）ボラーレ（ウオッカの2011）コンドライト（アエロリットの2021）シュヴェルトリリエ（リスグラシューの2021）とか、注目されたのに勝ち上がらなかったな。最近だとアロンズロッド（アーモンドアイの2022）も注目度はあれほど凄いのにあの有様だ。昔から『初仔は走らない』とさんざん言われているのにな」

私「そう思うと、アドマイヤグルーヴ（エアグルーヴの2000）（鹿毛：2000~2012）は凄かったんだね」

夫「なんで」

私「女帝エアグルーヴの初仔で超良血だったから、周囲の期待を集めていただろ？2000年のセレクトセール当歳でも、当時のセレクトセール史上最高額（2億3000万円）で落札されたと聞いたぞ。普通なら、危険フラグ満載だ。それなのに、彼女はG1馬になって繁殖牝馬としても結果を出しただろ」

夫「G1といっても牝馬限定戦（2003~2004エリザベス女王杯連覇）だけだし、それにクラシックでもスティルインラブの牝馬三冠を許すなどあまりぱっとしなかったぞ。繁殖牝馬としてもドゥラメンテだけだろ」

私「それは十二分に立派だろ。つくづく、長生きしなかったのが惜しまれる」