ジャパンカップの着差

私「過去44回のジャパンカップで最大着差が付いたレースは2003年タップダンスシチー（2着ザッツザプレンティ）の9馬身差。ジャパンカップのような大一番でこれだけの着差が付いたのは珍しいんじゃないか？」

夫「元々、タップダンスシチーは逃げ馬なのにスタートに不安があったんだ。あのジャパンカップでも1枠1番だったのにゲート入りは最後だったし、馬場も重かったし、展開も向いたから、いろいろ幸運が重なったんじゃないかな」

私「ジャパンカップで降着もあるな」

夫「ブエナビスタが2着に降着して、ローズキングダムが勝った2010年だな。あれは話すと長くなるが、武（武豊騎手）の抗議を受けての降着だったから、ブエナビスタ陣営が『武が抗議すれば降着になるのか』と怒っていた。特に激怒していたのは厩務員（山口慶次さん）だったが、この厩務員が過去に担当していたベガの主戦騎手が武だったのにな」

私「ブエナビスタは2度も降着になるなど勿体ないレースが多いが、斜行癖でもあったのかね？」

夫「ブエナビスタ自身というより、その時々の鞍上に変なイメージがあったからだと思われる。2009年秋華賞のときの安藤（安藤勝己さん）に2010年ジャパンカップのときのスミヨン（C.スミヨン騎手）は、いずれも曲者だったからな」

動画「2003年ジャパンカップ」JRA公式（約2分40秒）
https://www.youtube.com/watch?v=-Piy4e507-8