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2023/10/28 11:12

イクイノックス、ドウデュース、ダノンベルーガというリトマス試験紙

2022年牡馬世代の評価は2歳時から予想家評論家、ファンの間でも常に見解が分かれる上に、予測できない結果になることが多かった。
「競馬は未だ誰にも解明されてない」というのを改めて再認識させられる。

2歳時イクイノックスは東スポ杯のパフォーマンスで世代トップ、特に翌年のダービー馬最有力の評価を得た。私も久々に大物候補が出たと思った。
しかし体質が弱く東スポ杯からの皐月賞直行。いきなり先行で2着も及第点の内容だが、ダービーでも2着で大きな期待には応えられなかった。

ダノンベルーガは3歳共同通信杯での鮮やかな勝ち方で世代最強と多くのファン、専門家に評価されるが、皐月賞ダービーともに伸びきれず不完全燃焼。

一方ドウデュースはキーファーズ&武豊タッグの馬で1800m戦のみで大人しい勝ち方を続けつつ2歳マイルG1朝日杯に臨み、初距離で距離短縮だし武豊人気だけで能力が足りないかと思ったらあっさりと2歳王者になってしまう。
ここが1つの分岐点。私は武豊はあえて着差をつけず教育していたと悟り実は大物の可能性を想定し、皐月賞での末脚も確認してダービー本命にできた。

それでも専門家などの大半の見方は「朝日杯組はレベル低い」というものだった。
結果的には1着ドウデュースがダービーを勝ち3着ダノンスコーピオンがNHKマイルC制覇、5着ジオグリフが皐月賞制覇と3歳春の牡馬G1を朝日杯組が独占という専門家の評価をあざ笑う結果になった。

ダービー後に手の平返しで評価を上げたドウデュースだが欧州遠征で惨敗し、また世代が弱いのかという低評価に逆戻り。

一方春に大きな期待を背負って負けたイクイノックスは秋から古馬G1を連勝し現役最強の座を得ていき、朝日杯2着セリフォスも古馬G1マイルCS制覇。
さらにドウデュースの新馬戦2〜3着馬が重賞制覇、2戦目3着弥生1着アスクビクターモアがG1菊花賞制覇とドウデュースは初戦からレベル高い相手とばかり戦い続けてたことが明らかになり、再評価される。

そして4歳秋、天皇賞秋。勝ち続ける最強イクイノックスドウデュースダノンベルーガが再び直接対決。また評価が分かれている。
今度こそイクイノックスが強いのか、またドウデュースが逆襲するのか。ついにダノンベルーガが覚醒するのか。
誰が勝つにしても名勝負を期待したい。

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