競輪
81件のひとこと日記があります。
2019/05/01 16:20
令和の武豊劇場が幕開け
天皇は日本の象徴だが、平成の日本競馬の象徴は『武豊』と称しても過言ではない。
そして今日、平成から令和の新時代に変わり新天皇が即位された。
しかしながら、新元号に変わっても日本競馬の象徴は変わらない。それが武豊という生ける伝説の騎手であり、誰よりも競馬を愛する人間でもあるからだ。
4月のあるスポーツ紙の中で武豊騎手を『日本が世界に誇る名手』と称していた。
これまで『名手』と称されてもここまで絶賛された騎手を見聞きした経験がない。
このスポーツ紙は騎手を絶賛することはなく、『好騎乗』あるいは『上手く乗った』といった表現をするが、武豊騎手の場合は『さすがの騎手』と表現が変わる。
こうした事から、世界でも活躍が出来る騎手と認知しているからに他ならない＝日本競馬の象徴...ではないだろうか。
一度見ただけで、一度騎乗しただけで馬の特性を見抜く『相馬眼』、失敗から学び磨き抜かれ卓越した『騎乗技術』、瞬時に判断を可能にする『頭脳』、この三位一体が武豊騎手を日本競馬界のトップに君臨させている要因でもあるが、競馬に対する姿勢と取組方が誰よりもポジティブで数をこなしていることもひとつの要因でもあり、存在意義でもあると考える。
『上手い騎手』あるいは『名手』と称される騎手でもどれかひとつレベルが低い為に、『世界に誇る』と称されないのが現実である。
日本競馬界の権力者一族の風が吹き荒れる中、その傘下でも影響下でもない馬主の所有馬で活躍する姿は『天才』ではなく、『努力の人』その者である。
令和の武豊劇場が幕開けした今、レースのみならず競馬界全体での更なる活躍と、ファンを魅了する輝かしい舞台を見(魅)せて欲しいと願う。
- ポジティブ
