81件のひとこと日記があります。
2019/09/11 01:08
少年探偵団のセントウルS討論会 パート2
コナン「歩美が言った力強さというのは後ろ脚の蹴りが弱いという事なんだ」
歩美「そう...なんかスムーズなだけで全身を使った強い時の走りじゃなかったわ」
コナン「後ろ脚の引き上げが悪いからスムーズに見えるだけで、決して良いとは言えねぇんだ」
光彦「どういう事ですか?」
コナン「スムーズという事は後ろ脚の引き上げ方が引きずるようになってるからなんだ」
歩美「そういえばあまり上がってなかったような感じだったわ」
元太「何でそうなるんだ?」
哀「背中の筋力が弱いか柔軟性がないかどっちかよ」
歩美「哀ちゃんも詳しいのね」
コナン「ゴータイミングのような柔軟性はないが背中の筋力はあるはずなんだ。その筋力が足りなかったから今回は後ろ脚の引き上げが悪かったという事だな」
元太「いまいちわかんねぇなぁ」
哀「背中で後ろ脚を引き上げるって事よ」
光彦「なるほど人間と同じで脚の引き上げ方が良いとそれだけ押し蹴る力が強いという事ですね」
コナン「そういう事だ!」
元太「ほんじゃあやっぱり調教不足なんじゃねぇか」
コナン「負荷を掛けた調教が数本足りなかったんだなだから背中と腰回りとトモの力がちょっと弱かった結果だと思うぜ。でもな、次に向けて悲観する内容でもねぇんだ」
光彦「でも7着ですよ」
コナン「着順じゃなくてタイム差を見てみろよ!タワーオブロンドンはレコードだから論外。2着のファンタジストからは0.4秒差で従来のレースレコードからは0.5秒差だし芝のG1馬に先着してるしな」
歩美「ホントだぁ」
コナン「前走が二桁着順だった馬が勝つ事があるだろう」
元太「あるある」
コナン「全ての馬とは言わねぇが、そういう馬の前走って勝ち馬とのタイム差があまり開いてねぇんだ」
光彦「という事は力の差があまりないという事ですね?」
コナン「そういう事」
哀「だから今回はBCスプリントに向けていい調教の一つになったって訳よ」
コナン「そういう事だ!」
光彦「そういえば...2着馬と3着馬は豊さんが乗ってたんですよね?」
哀「そうよ」
コナン「ファンタジストは1200mから2000mまで使ってたからなぁ。前走は久々の1200mで馬に戸惑いがあって当たり前だし、一度1200mを使った結果が今回の好走に繋がったのさ。イベリスも新馬戦と未勝利戦に豊さんが乗ったけど勝てなかった」
光彦「そうでしたよね」
コナン「それでも構わなかったんだ」
元太「何でだよぉ?」
コナン「豊さんが乗ると馬の特性や適性を的確に伝えるからそれが陣営にとって必要不可なんだ。騎乗技術だけでなく相馬眼も右に出る騎手はいねぇからなぁ」
哀「そう...実戦で馬を作るのは日本一だしねだから乗り難しい馬や出来上がらない馬に騎乗させるのよ」
元太「それって吉田一族の事だよな?」
歩美「私じゃないからね」
元太「わかってるわかってる」
哀「一族だけじゃなく社台グループとその傘下の馬主の所有馬もよ」
コナン「その話は後でいいって...」
哀「でもそれだけ豊さんを認めてるって事ね」
光彦「やっぱり豊さんは日本一なんですねぇ」
蘭「ちょっとあんた達!小学生のくせに競馬やってんの?」
歩美「アッ、蘭さん!」
コナン「蘭...じゃねぇ、蘭ねぇちゃん!」
光彦「蘭さん、これはですねぇ...」
コナン「博士が作ってくれた俺達専用の馬券購入ゲーム機なんだ」
蘭「馬券なんか買っちゃダメでしょ」
コナン「ホントに買うんじゃないんだ。一回の購入金額が決まってて、その範囲で買うんだ。でも実際のお金は懸けない仮想ゲームなんだよ」
蘭「あらっ...それってお父さんにいいわねぇ私も博士に作ってもらおう」
コナン(おいおい蘭!おっちゃんには向かねぇって実際に金が動かねぇと儲けがねぇだろう)
コナン「蘭ねぇちゃん...おじさんにはやめた方がいいと思うよ喜ばれるどころか逆ギレされるよ」
蘭「そうかもね」
光彦「蘭さんも一緒にやりませんか?」
歩美「一緒にやりましょう」
元太「そうだそうだ」
哀「ちょっとガキンチョ達〜」
コナン「おいおいおめぇら、調子に乗りやがってぇ」
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